牛山素行

@disaster_i

静岡大学防災総合センター教授.豪雨災害・津波災害を中心に災害情報について研究.「防災意識,防災教育,備え,共助,訓練,身を守る,ボランティア,きづな,よりそい,たすけあい,おもいやり,きづき,まなび,志」などの言葉には共感を持ちません.

静岡市駿河区
Joined August 2010

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    当方の台風19号災害に関する調査に関しては,ツイートするとともにその後ブログに整理していきます.カテゴリー「2019年台風19号災害」

  2. 付近の浸水したとみられる範囲は自然堤防,氾濫平野,旧河道が混在し,地形的にも洪水の影響は受けうる地域. 浸水想定区域(計画規模)であり,想定浸水深も概ね想定に近い規模だろうか.

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  3. 福島県本宮市本宮字南町裡.阿武隈川および支流安達太良川近くで,少なくとも3人の人的被害が発生.浸水深は3m弱.やや嵩上げした家屋も見られるが,1階床上から天井に近い程度.流失した家屋は見られない.

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  4. 付近の浸水したとみられる範囲は氾濫平野で,地形的にも洪水の影響は受けうる地域. 浸水想定区域(計画規模)であり,浸水深は計画規模の想定浸水深よりは深く,想定最大と比べると想定の範囲内というところだろうか.

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  5. 福島県郡山市大町二丁目.阿武隈川支流逢瀬川近くで,少なくとも1人の人的被害が発生.こちらも浸水深は3m前後で,1階天井に達する程度.流失した家屋は見られない.

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  7. 10月31日,福島県内の台風19号被災地を現地調査.福島県須賀川市館取町.阿武隈川支流釈迦堂川の近くで,少なくとも2人の人的被害が発生.付近の浸水深は道路面から3.0m前後で,1階天井に達する程度.流失した家屋は見られない.

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  8. 本日いくつか報じられた,当方の調査結果の概要資料は,こちらで紹介しております→ 2019年台風19号災害時の災害情報に関するアンケート【2019/10/29速報版】

  9. 当方の調査研究結果について紹介をいただきました.リプ欄見ると心がくじけます.

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    避難するのはむしろ危険? 過去20年の風水害犠牲者の分析で見えてきたこと(THE PAGE)

  11. なおこのあたり,難しい話は→ 牛山素行:日本の風水害人的被害の経年変化に関する基礎的研究,土木学会論文集B1(水工学),Vol.73,No.4,pp.I_1369-I_1374,2017.

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  12. ただし家屋被害の指標である「全壊」などの意味や判定の仕方は時代とともに変化していて,それぞれの数字の大小関係をそのまま比較するる事は適切でない.近年では床上浸水を全半壊に判定し直すケースが多く見られるので,長期的な比較には「全壊+半壊+床上浸水」の合計を見るのが良いと思われる.

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  13. 一方,家屋は「避難」できないし,人がいるところには家屋も多くあるわけだから,家屋の被害の大小は,個々の洪水・土砂災害事例において,「社会がどの程度激しい外力を被ったか」という指標の一つになり得るだろう.

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  14. 降水量はその量的な意味が地域によっても大きく異なるし,人がたくさんいるところか否か,ということでも被害の出方は変わってくるので,降水量の多寡だけで洪水・土砂災害の「規模」を表すことはなかなか難しい.

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  15. 台風19号の被害について,10月28日現在の消防庁資料を元に,死者・行方不明者数と主な家屋被害の関係を散布図に.10/25の豪雨分は除いた.まだ数値は大きく動くと思われ「なんとも言えない」が正直なところだが,家屋の被害規模の割には犠牲者数が少ない事例だった可能性もある.

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  16. ああでもこれは,地形分類図がいかに素人に向かないか,ということを説明するいい例になるか.

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  17. 【愚痴】棚倉あたりの地形分類図を作った先生,よほど谷底平野が嫌いだったんだろうね.みんな低位砂礫段丘ですか.周囲の地形分類図と見事に不整合.これだから地形分類図は人に勧められない.

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  18. いろいろ,もう時間的に追いつかない.

  19. 消防庁は台風19号の被害と,10/25-26の関東・東北の被害を合算しはじめたか.

  20. 「令和元年10月関東・東北豪雨」か。そして、区別するために「令和元年東日本台風」か。

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  21. 「令和元年10月豪雨」に命名してもいい被害規模かもしれない。

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  22. 今年は10月11日までの風水害犠牲者が約10人で,「戦後最少級」だったのに,わずか2週間で「近年としてはやや多い」数になってしまった.自然は怖ろしい.

  23. 次々に激しい風水害に見舞われるのは,2004年に近いとも言えそうだけど,あのときは7月から10月までほぼ隔週くらいで大きな被害が出る豪雨,台風が続いた.今年は2004年の一部が切り取られた感じか.

  24. 「時間差洪水」は,これほど予測が楽な現象はないと言ってもいい.最寄りの水位を見ていれば良いわけで,雨が上がったけど水位が上がり続けているような場合は要注意となる.過剰に怯え(させ)ることはないのでは,とも思う.

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  25. 気のせいか,「時間差の洪水」という言葉を見聞きするように思う.台風19号での千曲川などの事例から注目されたのかもしれない.大河川の場合上流域で降った雨の影響で雨が上がってから水位が上がってくることがあるのは当然のことで,何か不思議な現象が起きているわけではない.

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  26. 昨日の雨は,24,48時間など長時間降水量はそれほど大きくなくて,短時間,特に3時間あたりが非常に大きくなる降り方だったようだ.そういえば,キロクアメも1回だけだ.

  27. 25日朝の全般気象情報では,大気の状態が非常に不安定であることは告げているけど,降水量の量的な予測はそこそこか.難しいところだ.

  28. 昨日の雨は思ったより大きな被害になってしまった.今回はやや不意打ち型と言えようか.昨日,やや情報遮断気味に仕事をしていたこともあるけど,私自身,事態進行中にはそれほど注視していなかった.

  29. この図も,わかる人が見れば調べるまでもなく戦前の測図なんだけど,さて・・・

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  30. ありゃ,でもこれ,重ねるハザードマップからリンクされている「簿冊」(解説書)みてもベースマップの発行年とか分からないのでは・・・ 土地分類基本調査の本来のページから見ると大正2年測図昭和26年応急修正とわかる.

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  31. そういえば,「土地分類基本調査(地形分類図)」のベースマップが戦前製図の1:50000のを見たことがあったな,と思って探してみたら,あった.

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  32. これも,わかっている人には常識だけどなかなか難しい話・・・

  33. こうしたことがあるので,これらの図を単にデジタル化して,広くいろいろなサイトの情報と重ねてしまうというのは,あまりにも危険で,やるべき,と声高には言えない気がしている.

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  34. 1:50000の地形分類図だと,境界部とか小さな谷とかでは判別が難しいケースもあって,そういうところは私自身が判読したりしているので,そう簡単に使えるとは広く言えないところが弱いけど.この件は今投稿中の論文で詳しく記述.査読通るといいな.

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  35. 水関連の犠牲者で,浸水想定区域内で遭難した人は4割程度にとどまるけど,地形で見ると低地での遭難者が9割以上.地形分類図的情報はある意味飛躍的に危険情報としての精度を高められるとも言っていいだろうから,なんとか活用したいところではあるけど.

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  36. でもこれが出てきたときは本当に感動した.地理院,水資源局でこの件推進したみなさんには本当に心から拍手を送りたい.

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  37. 地形分類図は,その種類によって同じ地域についても記述内容が全然違うなんて事も珍しくなくて.もうどう説明していったらいいかわからない,というのが非力な私の感想.

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  38. 本州以南の全国を縮尺1:50000でカバーしているのが,重ねるハザードマップで見られる「土地分類基本調査(地形分類図)」なんだけど,これが強烈で,県によって凡例は違うわ,用語は違うわ,図幅の境界で整合しないわと.歴史的経緯とかでしょうがないんだけど.

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  39. でもこれあまり広めると,「それは正しくない,公開を止めるべき」とかいう「専門家」が出てきそう.みなさん今のうちに見ておいた方がいいかもしれませんね.

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  40. 地形分類図はいろいろ面倒くさい.現状でまあ普通の人にも勧められそうなのは,地理院地図の「地形分類(自然地形)」かと思うけど,これは整備範囲がハザードマップのありそうなところに限定されていて,肝心の山地中小河川がカバーされない.

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    ハザードマップ未整備の地域がある現状が、予算的・時間的制約で改善しないなら、別の「土地の性格を知る」方法を、もっと強調して良いと感じています。ただ、現状は調べ方が複雑だし、カバー範囲や評価も複数あってわかりにくい。誰か整理してくれないかな…。