◇31日 男子ゴルフ世界選手権シリーズ・HSBCチャンピオンズ(上海のシャサン国際GC)
石川遼(28)=カシオ=が69で回って3アンダー、首位と5打差の14位につけた。前週のZOZOチャンピオンシップで2位に入った松山英樹(27)=レクサス=は75と崩れ、3オーバーで70位と出遅れた。64をマークした中国の李昊桐(リ・ハオトン)が8アンダーでトップ。大会は予選落ちなしで4日間争う。
石川は最終18番パー5で会心のイーグル締め。池越えの残り217ヤードで5番アイアンを握り、ピン奥4メートルにつけて1パットで沈めた。この大会は2013年以来の出場で、今平周吾の辞退により日本の賞金ランク3位の資格で権利が回ってきた。15番でドライバーショットを曲げてロストボール、ダブルボギーにしたが、そこからのカムバックで日本勢最上位。「今年日本で2勝した。ずっとやってきたことが出せた」と手応えを語った。