イングランド・プレミアリーグは30日、各クラブに所属するユースの選手のヘディングの禁止を検討していることが分かった。21日にグラスゴー大学のウィリー・スチュワート博士が発表した研究結果を受けての対応。同博士のグループは1900~76年生まれの7676人のスコットランド人選手を対象に調査。その結果、元選手は一般人と比べて脳に損傷を負う可能性が高く、約3・5倍、認知症を発症する可能性が高いことが分かったという。
すでにスコットランドでは12歳以下、米国では10歳以下の選手のヘディングを禁止している。若手選手のヘディング禁止の動きは、急速に世界中へ広がっている。