楽天のウィーラーが、DeNAの筒香嘉智外野手(27)と西武の秋山翔吾外野手(31)、さらに広島の菊池涼介二塁手(29)について、大リーグ挑戦に太鼓判を押した。30日の大リーグ公式サイトが報じた。
「3人とも日本プロ野球のトップ選手。質の高い球を打てるし、大リーグに適応できる人格と練習態度持ち合わせている。3人全員にとってのカギは、大リーグのスピードとプレースタイルに合わせられるかどうかだ」
筒香はポスティングシステム(入札制度)での、秋山は海外FA権を行使してのメジャー挑戦が見込まれている。筒香について、同サイトはホワイトソックスやマリナーズが獲得に向かう可能性を指摘した。一方、菊池は広島がポスティングを容認するのか注目されている。
同サイトは、2010年代に大リーグでデビューした日本選手18人のうち、投手14人に対し、野手は3人(プラス大谷)で、圧倒的に投手が多かったと指摘。「新たな2020年代のスタートに際し、投手が大勢を占めた流れは変わりつつある」と、日本野手陣のメジャー挑戦に期待した。