秋季高校野球北信越大会の準決勝が20日、金沢市の石川県立球場であり、星稜(石川1位)が佐久長聖(長野2位)に10―3で7回コールド勝ちし、21日の決勝に進出するとともに、5季連続の甲子園となる来春センバツ出場をほぼ確実にした。
星稜は、1回に4番・内山壮真捕手(2年)の先制打などで4点を先制。5回にも、5番・今井秀輔内野手(2年)の2点適時打などで3点を追加し、佐久長聖を突き放した。
投げては、ヤクルトに1位指名された奥川恭伸投手からエースナンバーを受け継いだ荻原吟哉投手(2年)が、先発で5イニング3失点。リリーフした来秋ドラフト候補の最速144キロ右腕、寺西成騎投手(2年)が2イニング無失点で締めくくった。
内山は「ホッとした気持ち。でも、今は明日の決勝への思いが強い」と明治神宮大会の出場権が懸かる決勝に目を向けた。