秋季高校野球北信越大会の準決勝が20日、金沢市の石川県立球場であり、日本航空石川(石川2位)が北越(新潟1位)に9―1で勝ち、2年ぶりとなる来春センバツ出場をほぼ確実にした。
1回に190センチ、105キロのプロ注目4番・嘉手苅(かてかる)の中前適時打などで2点を先取し、2回にも1番・石井の適時三塁打で追加点。その後は北越の先発・阿部に抑えられたが、8回に石井が左越えの2点本塁打で突き放し、9回にも4点を奪った。嘉手苅は「先制点が大事とミーティングで話があった。一本出せて良かった。センバツのチャンスが大きくなって、うれしい」と喜んだ。