中日・柳裕也投手(25)が用具メーカー「ミズノ」とミズノブランドアンバサダー契約を結ぶことが30日、分かった。
ミズノブランドアンバサダーを務めると、グラブやバットなどの野球用具に本人のモデルが作製される。さらにCM出演やカタログの掲載などいわば「ミズノ社の顔」としての役割を担うことになる。
中日では昨年荒木2軍内野守備コーチと浅尾2軍投手コーチが引退して以来、不在だったが成長著しい背番号17に白羽の矢が立った。
今季の柳は1年間先発ローテを守り、初めて規定投球回に到達。リーグ3位タイの11勝(7敗)をマークした。チームの連敗を6度止めるなど主戦級の活躍を見せた。
さらに中学時代からミズノ一筋であることも決め手になったようだ。「ずっと使わせていただいてます。本当によくしてもらっていますし僕自身ミズノさんにはすごく愛着があります」
沖縄キャンプに参加中の右腕は初日からブルペン入りし83球を投球。「後半戦で明らかに直球の質が落ちた。シーズンを通して強い直球が投げられるようにするための土台をつくりたい」
“一流の勲章”を手に入れ、4年目のシーズンへと向かう。