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【芸能・社会】

Hey!Say!薮宏太が挑む全編楽曲ミュージカル 来年4月・日生劇場「ジョセフ~」

2019年11月1日 紙面から

ジョセフの役衣装に身を包んだ薮宏太

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 アイドルグループ「Hey!Say!JUMP」の薮宏太(29)が、来年4月に東京・日生劇場で上演されるミュージカル「ジョセフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート」(ダレン・ヤップ演出)に主演することが決まった。日本版としては初の上演となる。

 旧約聖書「創世記」の「ジョセフ物語」にまつわる話をベースに、「キャッツ」や「オペラ座の怪人」で名曲の数々を生み出した英国人作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーと、「エビータ」「ライオンキング」などの作詞を手掛けたティム・ライスが学生時代に初めてタッグを組んで生み出した、両巨匠の原点ともいえる全編楽曲のミュージカル。

 薮が演じる主人公・ジョセフは、12人兄弟の11番目で、父ジェイコブの一番のお気に入り。ある日、父からカラフルなコートを授けられたが、ほかの兄弟からねたまれ、エジプトから来た隊商に奴隷として売られてしまう。下僕として献身的に仕えた大富豪から次第に信頼を受けるようになったものの、その妻から一方的な思いを寄せられたことでジョセフは投獄される。しかし、生まれ持つ「夢を読み解く力」を生かして登りつめ、ついにエジプトの王に仕える立場となる。

 そんな波乱に満ちたジョセフの人生が、ロック、バラード、シャンソン、カントリー、ロカビリーなど多彩なジャンルの楽曲で紡がれる。薮は「お話をいただいたときに、全編を歌で進めていく作品と聞いて『え!?』と一瞬驚いてしまって…。でも、僕を選んでいただいたことが何より光栄ですし、これは今の自分がやるべき作品だなと思いました」と気を引き締めている。

 その上で「この夏に僕もロンドンに行ってこの舞台を見てきました。ポップスやロックなど、さまざまなジャンルの歌を歌うので、僕にとっては本当に大きな挑戦です。今は誠心誠意やるしかない!と思っていますね。お客さんをハッピーにする、そんな舞台をお届けできるように頑張ります!」とアピールした。

◆他も豪華キャスト

 脇を固めるキャストも豪華な顔ぶれがそろった。物語の進行を歌で導いていくナレーター役は、女優のすみれ(29)とシルビア・グラブ(45)がダブルキャストで担当。奴隷としてやってきたエジプトで、ジョセフが仕える大富豪・ポティファー役は、芋洗坂係長こと小浦一優(51)、エジプト王役は小西遼生(37)。ジョセフの父ジェイコブ役には村井國夫(75)を起用した。

 

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