日本陸連は9日、都内で2020年東京五輪代表選考レース、MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)出場権を懸けた18―19年MGCシリーズの会見を行った。
会見には日本陸連マラソン強化戦略プロジェクトリーダーの瀬古利彦氏(62)も出席。セクハラ発言をしたとして日本陸連、総監督を務めるDeNAから厳重注意を受けたことについて、「多大なご迷惑をおかけしたこと、おわび申し上げます」と冒頭で謝罪した。
報道陣からの質問には「セクハラ」という言葉を使わず、「内容はお答えできませんが、不適切な発言で不快な思いをさせてしまった。お酒? 飲んでいましたけど、記憶はあります。私は酔っぱらいませんので」と話した。日本陸連によると、瀬古氏は4月にハーフマラソンでテレビ解説を務めた後、関係者との酒席に出席。参加したテレビ局の女性アナウンサーにセクハラ発言をした。役職は辞任しないという。