「マリオカートツアー」リリース1カ月で1億ダウンロード、収益が課題
1カ月前にリリースされた任天堂のスマホアプリ「マリオカートツアー」は10月28日の時点で1億2,390万ダウンロードとなり、数字から考察すると相当な反響があったことがわかります。一方でひとり当たりの課金額が低く、収益性が課題となっています。
「スーパーマリオラン」のダウンロード数を大きくリード
Google PlayおよびApp Storeでのマリオカートツアーのリリース後最初の1カ月のダウンロード数は1億2,390万ダウンロードで、「スーパーマリオラン」の2,180万ダウンロードを大きくリードしています。
また、スーパーマリオランに次ぐのが「どうぶつの森 ポケットキャンプ」の1,910万ダウンロードで、その下に来るのが「ファイアーエムブレム」の970万ダウンロードです。以上を比較すると、マリオカートツアーのダウンロード数が、まさにけた違いであることがわかります。
収益性の向上が課題
現時点でマリオカートツアーは3,740万ドル(約41億円)の利益を出しており、単体で見ると大きな数字ですが、「ファイアーエムブレム」のリリース後1カ月後での収益、6,760万ドル(約74億円)には達していません。
また、マリオカートツアーのユーザーひとり当たりの課金額は0.26ドル(約28円)と、まだ伸びが見込める数字となっており、今後の収益拡大が課題となっています。
マリオカートツアーのダウンロード数は驚くべきものですが、さらに上を行くのがポケモンGOです。ポケモンGOは3カ国のみのリリースで初月ダウンロード数1億6,300万を達成しました。
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
Source:Sensor Tower via 9to5Mac
Photo:Apple
(david)