イオン琉球(南風原町、佐方圭二社長)は30日までに、沖縄都市モノレールの「てだこ浦西駅」近くに大型スーパー(GMS)「(仮称)イオンスタイル浦西」を建設することで住友商事(東京都)と合意した。2022年春の開業を予定している。
駅周辺や駅から近い西原町側でそれぞれ土地区画整理事業があるため、今後も人口が増えると判断。浦西駅に隣接して、県管理のパークアンドライド駐車場約1千台分が整備される予定で、駅利用者の取り込みも目指す。
敷地面積は約2万8500平方メートル。施設規模は未定で、住友商事と今後決定する。建築単価が上昇しており、建築費用をどちらが負担するか協議する。イオン琉球以外のテナントの入居も検討する方針だ。
イオン琉球は、大和ハウス工業が豊見城市豊崎に建設中の大型複合施設「沖縄豊崎タウンプロジェクト(仮称)」への入居も予定している。20年春開業でイオン7店舗目のGMSとなる。また、20年春には読谷中学校跡地に32店舗目となるマックスバリュも開業する。
(写図説明)(仮称)イオンスタイル浦西の出店場所