2019.10.30
積雪期の富士山で遭難・滑落事故が発生しています!!
積雪期の富士登山については、猛烈な突風や吹雪に見舞われることが多く、気象条件が特に厳しく山岳遭難のリスクが極めて高く大変危険です。七合目以上では、突風による転倒やアイスバーンでの滑落の恐れがあります。(夏山期間以外は、登山道は通行止めとなっています。)
毎年、積雪期における登山がなされ、山岳遭難事故が数多く発生し、死傷者、行方不明者が出ております。
遭難の原因は、気象などの情報不足、観光気分、十分な装備を持たない、知識・経験不足、無理な登山や過密スケジュールによる強行日程、自分は事故を起こさないという過信など様々です。山岳会会員など充分な知識・経験があり装備も万全な登山者による死亡事故も発生しています。
こうした遭難事故の防止や自然環境を保全するため、平成25年に「富士登山における安全確保のためのガイドライン」が制定され、夏山期間以外での富士登山では3つのルールが決められていますので、これらのルールを遵守するようにお願いします。
毎年、積雪期における登山がなされ、山岳遭難事故が数多く発生し、死傷者、行方不明者が出ております。
遭難の原因は、気象などの情報不足、観光気分、十分な装備を持たない、知識・経験不足、無理な登山や過密スケジュールによる強行日程、自分は事故を起こさないという過信など様々です。山岳会会員など充分な知識・経験があり装備も万全な登山者による死亡事故も発生しています。
こうした遭難事故の防止や自然環境を保全するため、平成25年に「富士登山における安全確保のためのガイドライン」が制定され、夏山期間以外での富士登山では3つのルールが決められていますので、これらのルールを遵守するようにお願いします。
1.富士登山における安全確保のためのガイドライン
(1)万全な準備をしない登山者の登山禁止
十分な知識やしっかりとした装備、計画を持たない登山者の登山は禁止されています。
夏山期間以外は、特に気象条件が厳しく、救護所、トイレも閉鎖、携帯電話も通じにくいなど、安全確保が困難となります。
夏山期間以外は、特に気象条件が厳しく、救護所、トイレも閉鎖、携帯電話も通じにくいなど、安全確保が困難となります。
(2)「登山計画書」を必ず作成、提出
登山は自己責任です。
しかし、万が一の遭難時の迅速な救助のため、登山する際には、行程、メンバー、装備、緊急連絡先などを記載した「登山計画書」を必ず作成、提出して下さい。
なお、「登山計画書」を提出したからといって、登山道の通行を許可したことにはなりません。
(3)登山者として「携帯トイレ」持参のマナー
五合目以上にある山小屋や公衆トイレは、夏山期間以外は閉所されています。
万全な準備をした登山者が登山を行う場合、自然環境保全のための携帯トイレを持参して下さい。また、自らの排泄物は回収し必ず持ち帰って下さい。
2.啓発ビデオ
■You Tube 山梨県警察公式チャンネル
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※富士山の夏山期間以外の気象条件は特に厳しいため、救助のヘリがすぐに到着できず、早急な救助活動が出来ない場合があります。
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平成28年10月5日、東京都内で開催した山梨県警察主催の「山岳遭難防止キャンペーン」の際の、元オリンピック競泳選手の萩原智子さんと山梨県警山岳救助隊員との安全な登山について呼びかけるトークショーの様子。