市民と野党をつなぐ会＠愛知７区

４月２日に講演していただく佐々木寛さんが、朝日新聞の「ひと」欄にて紹介されました↓。 http://www.asahi.com/sp/articles/DA3S12840074.html …

【愛知５区】区域は名古屋市の「中村区」「中川区」と、清洲（きよす）市、北名古屋市、西春日井郡豊山町の３市町。名古屋市の区域はJR栄生（さこ）駅～尾頭橋駅間の沿線地域とあおなみ線の名古屋駅～中島駅間の沿線地域から西側の蟹江町・あま市との市町境にかけての地域。他の３市町は全域がこの区

【愛知４区】日本共産党は現在、愛知３区と７区、そしてこの４区に候補者を立てていない。牧義夫氏が安保法制反対運動に冷淡ではなかったこともあるが、「野党を装う安倍政権与党」である日本維新の会（橋下徹系）に議席を渡してはならないという判断もあるのだろう。非常に賢明な判断だと思われる。

【愛知４区】（承前）この区も「共闘すれば逆転できる」区、それも「共闘すれば圧勝まで狙える区」だが、次回総選挙には現在の日本維新の会が近藤浩氏を擁立すると宣言しており、少し情勢が変わってきた。日本維新の会の擁立は維新の会から民進党に合流した牧氏を「裏切り者」と見て「刺客」だろう。

【愛知４区】しかし、維新の会（当時）の牧義夫氏が47,291票、民主党（当時）の刀禰（とね）勝之氏が36,285票、日本共産党の高橋祐介氏が21,828票を獲得しており、「立憲野党」候補の票を合算すると105,404票となり自民党・工藤氏の66,213票を大きく上回る。（続く）

【愛知４区】２０１４年の総選挙では、自民党の工藤彰三氏が66,213票を獲得し再選。このときは野党側が民主党と維新の会の２党間で候補者調整をしていたが、維新の会の重徳和彦氏に一本化された愛知１２区と違い、この区は調整がつかず、維新の会の牧氏と民主党の刀禰氏が双方立候補し敗れた。

【愛知４区】しかし、２０１２年の選挙では、牧義夫議員は民主党を離党し「日本未来の党」に合流。同党公認として選挙に臨むも自民党の工藤彰三氏に破れ落選。野党票が日本未来の党の牧氏、日本維新の会の山本洋一氏、民主党の刀禰勝之氏、日本共産党の西田敏子氏に分散、全員比例復活もできなかった。

【愛知４区】この区も小選挙区になって初めての選挙だった1996年の総選挙では新進党公認で元プロ野球選手の三沢淳氏が勝利。次の選挙では優勢と言われていた現職の三沢氏を民主党の牧義夫氏が破り、以来４回連続で牧義夫氏が勝利し、「民主王国」愛知の一角を担っていた。

【愛知４区】区域は名古屋市の「瑞穂（みずほ）区」「熱田区」「港区」「南区」の４つの区。名古屋市の交通の要衝である「金山総合駅」から名古屋港にかけての地域。地下鉄名港線の沿線地域・名古屋競馬場前駅以南のあおなみ線の沿線地域・名鉄名古屋本線の金山～本星崎間の沿線地域などがこの区。

【愛知３区】近藤昭一議員は、民進党きっての「リベラル」「市民派」で、安保法制反対のデモや集会にも積極的に足を運んでくれている。安部政権を倒すためにも、民進党を「右傾化」させないためにも貴重な人だ。次回総選挙では、７区同様、「自民党候補に比例復活させない」圧勝を勝ち取りたい。

【愛知３区】この区も民主党が強く、2000年から2014年まで６回行われた総選挙のうち５回で、民主党の近藤昭一（こんどうしょういち）氏が当選している。しかし、２区の古川氏ほど圧倒しているわけではなく、2005年、2014年は自民党の候補が比例復活し、2012年は逆転を許している。

【愛知３区】区域は名古屋市の「昭和区」「緑区」「天白（てんぱく）区」の３つの区。名古屋市の南東部で、日進市・東郷町・豊明市・大府市と境を接する。地下鉄鶴舞線の鶴舞～平針間の沿線地域・地下鉄桜通線の野並～徳重間の沿線地域・名鉄名古屋本線の鳴海～有松間の沿線地域と大高地区。