開幕10連敗の三遠、ロウサム・ヘッドコーチとの契約解除　後任は河内修斗氏

　バスケットボール男子Bリーグ1部（B1）の三遠ネオフェニックスは30日、ヘッドコーチのブライアン・ロウサム氏（54）との契約を解除したと発表した。後任は河内修斗アソシエイトヘッドコーチ（34）。ロウサム氏は今季から新指揮官に就任したが、故障者の続出もあり、チームは開幕から10連敗と低迷。昨季終盤からのレギュラーシーズンの連敗は「15」に伸びていた。

　今回の指揮官交代に関して、新体制でアシスタントコーチも務める鹿毛誠一郎GMは「このクラブの危機的状況に変化をもたらし、戦う集団となるために今回の決断に至った」と説明。河内新ヘッドコーチは「苦境に立たされている状況ではありますが、自分がプレーヤーとしてもアシスタントコーチ、アソシエイトヘッドコーチとしても育てていただいたこの歴史と伝統あるフェニックスの誇りを再び取り戻せるよう、選手の頑張りを結果につなげられるように、責任と覚悟を持って戦って参ります」とクラブを通じてコメントした。