ヤクルト・村上宗隆内野手(19)が30日、“ブンブン丸”脱却へ決意を新たにした。今季は10代選手最多記録の36本塁打、高卒2年目以内最多記録の96打点などをマークしたが、12球団ワーストの184三振も記録。複数のプロ野球史を塗り替えた一方で、令和初の三振王という不名誉な称号も残した。
そんな村上は課題克服のため「みやざきフェニックスリーグ」で精進。16試合で打率3割5分8厘、5本塁打、13打点の成果を振り返り「三振が少なかった。そこはすごく考えながらやったので本当によかった」と実りの秋に目尻を下げた。
さらなる修業の場は11月1日スタートの秋季キャンプ(松山)へ。三振撲滅に「基礎練習が多くなる。土台をしっかり作れるようにさらに頑張りたい」と力を込めた。この日は神宮こぶし球場での秋季練習最終日に参加した“令和の怪童”がさらなるレベルアップに余念がない。