首里城内で発生した火災で、那覇消防局は31日午前8時、首里城公園の守礼の門前で1回目の会見を開き、火災で正殿など建物計6棟(4200平方メートル)がほぼ全焼したと発表した。午前8時現在、奉神門などにも延焼し、消防車両計30台、消防隊員約100人で消火活動に当たっている。
全焼したのは復元された正殿、北殿、南殿、番所、書院•鎖之間、黄金御殿の6棟。正殿側から炎が勢いよく上がり、北殿、南殿に燃え広がっていったという。ガソリンや油などに臭いは確認されていない。
那覇消防局によると、屋内の消火設備が作動したかは調査中。ことし3月に点検した際には問題なかった。
現場で指揮を執る那覇中央消防署の照屋雅浩署長は「ほぼ木造で作られた正殿からの火の勢いが特に大きく、屋根も落ちた」と説明し、「首里城の警防計画に基づいて消火活動に当たっている。最善を尽くしてなるべく早く鎮圧したい」と話した。正殿内の展示品も全て燃えた可能性が高いとした。
午前2時23分に、警備会社のセンサーが作動し、警備会社から午前2時41分に119番通報があった。通報当時、北東の風2・3メートル、気温23・6度、湿度は69パーセントだった。


