ハンズフリーに重点を置きにきた。
音声認識と書き起こし機能の連携が強化されてマルチタスクが楽に? わたしはPixel 3を使っているのですが、まだ使いこなせていない感が半端ない。これすら使いこなせていないのに、さらに進化したらどうついていけば?
「Made by Google 2019」の発表会。またまた進化したデバイスがお目見えしたようです。米GizmodoのCatie Keckの現場からのレポートです。
ついにやってきました「Made by Google 2019」(Googleのプロダクト発表会)。でも、これでもかというほどリークが出回っていたPixel 4のおかげで、どんなものが発表されるのかは、だいたい分かっていましたね。それでも巨大テック企業Google(グーグル)は、Google Assistantが関連する製品でちょっとだけ見る者を驚かせてくれました。Googleのデバイス全般に新しいアプリケーションやインテグレーションが展開されているんです。
Pixel 4×Google Assistant
新スマホ「Pixel 4」では、Google Assistantでハンズフリーでの操作が簡単にでき、アプリ間をシームレスに移動してマルチタスクができます。今回、Googleはステージで、アシスタントを使ってコンサートの日にちを調べ、その日付を連絡先の人と共有し、それをメッセージに書き込む様子を見せてくれました。さらに、各種メディアのジャーナリストが陣取る中で、Pixel 4の録音アプリがリアルタイムで音声認識して文字として書き起こす様子をデモンストレーションしてくれました。Googleいわく、Google Assistantは特定のコマンドを理解できるようよりよく調整され、撮った写真の中から最近の休暇中に撮ったものを検索するといったことができるそうです。
Pixel Buds×Google Assistant
次世代型の完全ワイヤレスイヤホン「Pixel Buds」で、Googleは完全ワイヤレスイヤホン界を牛耳るつもりかもしれません。他のGoogleデバイスでできるのと同じように、テキストの送信、道順の確認、翻訳などをハンズフリーで呼び出したGoogle Assistantにやってもらえるのです(評判が今ひとつだった第一世代よりもその機能は向上していることを祈ります)。特に、携帯端末がかなり離れたところにあってもGoogle Assistantを呼び出せるのがマジック。小売価格は179ドル(約19500円)。入手できるのは2020年の春ごろとのこと。
Nest Wifi×Google Assistant
GoogleはメッシュWi-Fiルータ「Nest Wifi」にもGoogle Assistantを組み込みました。これにより、音楽をかけたり、質問に答えたり、他の接続デバイスをコントロールしたりと、スマートスピーカー「Nest Mini」と同じ機能性を実現しています。
新しい声
これらの変更に加え、Googleでは前もってすでにイベント前にアシスタントについての新情報を発表していました。マルチタレント、イッサ・レイの声をアシスタントに使用するというものです(以前にも歌手のジョン・レジェンドの声を搭載していましたよね…)。「Hey Google, talk like Issa(イッサのように話して)」と唱えると、あーら不思議、アシスタントがエミー賞受賞歌手の声や隠し機能をアクティベートします。Varietyによれば、Google Assistantに「デートするんだけどアドバイスして」や、「ヘイ、Google、ライターなの?」と唱えてもレイのメッセージがアクティベートされるとのこと。Googleによれば、レイの声は米国内のみの提供で英語だけで聴けるそう。
Googleは9月にもアシスタントに30種類の言語や人の声を投入すると息巻いていました。これらはAssistantアプリの設定で選択できるようです。