吉本興業は30日、京都市との契約に基づき同社所属の漫才コンビ「ミキ」が市の施策を投稿したツイッターについて、口コミを装ってPRする「ステルスマーケティング(ステマ)には当たらない」などとする見解を発表した。
吉本は京都市のPR業務を実施する前提として「京都市盛り上げ隊」を結成。この業務として2018年10月6、10日にミキがツイッターで京都市営地下鉄、ふるさと納税などのPRツイートをそれぞれ2回ずつ発信したという。その際、ハッシュタグとして「#京都市盛り上げ隊」などと明記していたとして、京都市のためのプロモーション業務だと一般に理解されていたと説明。
また、2回のツイートの対価が100万円だったことについては、ミキの2人のフォロワーが計30万人超に上ることから「全く高額なものではなかったことが理解いただけるものと考えております」と主張した。