女優の吉田羊(年齢非公表)が、ディズニー映画の最新作「アナと雪の女王2」(11月22日公開)で、日本語版声優を務める。吉田が演じるのは、主人公の姉妹・アナとエルサの母親イドゥナ。イドゥナが幼少期の姉妹に子守歌を聞かせるシーンもあり、吉田の美声が物語を盛り上げる。
2014年に公開され、社会現象を巻き起こした大ヒット映画の最新作。イドゥナはアレンデール王国の元王妃で、前作で船の事故によって亡くなったとされていたが、回想シーンで登場する。
吉田はオーディションを経てイドゥナ役を勝ち取った。幼少期のアナとエルサに子守歌を歌うシーンでは、2人を優しく包み込んだ温かみのある声で見事に演じ切った。吉田は前作のメイン楽曲「Let It Go~ありのままで~」をテレビ番組で披露したこともあり、高い歌唱力も持ち合わせている。「子守歌の性質プラス、力強いメッセージ性、でも子供たちを寝かしつけないといけない…というところで、独りよがりにならないように、目の前にいるアナとエルサをあくまで寝かしつけるというイメージを持って歌わせていただきました」とコメント。
試行錯誤したイドゥナ役だったが、仕上がりを見て「何度見ても自分の声に聞こえないんですよ」と笑う。王妃ということで気品や気高さを意識したといい「『私(吉田)の声には聞こえないね』っていうふうに言っていただけたら成功かなと思っております」と話した。