中日からドラフト2位指名された橋本侑樹(21)を擁する大商大は30日、大阪市の南港中央野球場で、明治神宮大会(11月15日開幕、神宮球場)の出場権を懸けた関西地区選手権第2代表決定戦に臨み、天理大に2―0で勝ち2年ぶり5度目の出場を決めた。
橋本は序盤からブルペン待機するなど臨戦態勢。それでもヤクルトから4位指名された大西の完封で登板はなかった。「投げたい気持ちは山々だったが、このチームで一番長く試合をしたかったのでうれしい」と勝利を喜んだ。
橋本は選手権2試合で走者を置いたマウンドを託され、ともに無失点で締めて貢献。集大成の明治神宮大会で、全国制覇に挑む。「先発でも、中継ぎでも、抑えでも、仕事をこなして勝利を呼び込む」。最後までチームのために左腕を振るう。