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2019年10月31日 紙面から
厳しい表情でノックの打球を追う根尾(中嶋大撮影)
時計は午後6時を回り辺りは真っ暗。だが北谷球場の屋内練習場から打球音が響く。先輩野手が練習を終える中、根尾は最後までスイングを続けた。「足腰にきているというか感覚がないようなそんな感じです…」。キャンプ初日。さすがに疲労困憊(こんぱい)になりながらも乗り切った。
フェニックス・リーグで全試合フル出場して乗り込んだ沖縄。午前中からハードなメニューをこなした。個別の守備練習では、サブグラウンドで荒木2軍内野守備走塁コーチからノックの雨…。約1時間、白球を追い掛けるとその場でぐったり。だが首脳陣から免除も提案された屋内練習場での打ち込みには「行きます」と即答し、無事フルメニューを消化した。
春は右ふくらはぎの肉離れで満足に動けず、実質初めてのキャンプとなる。「技術向上・体力強化」と自らテーマを定めたが、その先も見据えている。「今年1軍の舞台を経験して、よりあの舞台で活躍するためにどうするか。1年間、上の世界で活躍できるスキルとフィジカルをつくりあげていく時間にしたい」。
負けず嫌いな根尾らしさも見えた。個別の守備練習。他の練習との兼ね合いで最初は二塁でノックを受けていたが、場所が空くとすぐに遊撃へ。与田監督が「可能性を広げるために」と他のポジションを守れるよう掲げていることを受け入れた上で「ノックを受けるところは、ショートが多くなる。誰よりも練習してうまくなりたい」とコメント。根尾の頭に、諦めるという思考はない。
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