ちょうどその言葉を使って専門家に質問しようと思ってたところなんだよね。「赤十字という法人にフルスペックの表現の自由があるんですか?」って。「フルスペックの人権」ってこれくらいしか使いようがないよなあwhttps://twitter.com/shanghai_ii/status/1189190724807348227…
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法人の人権享有主体性「憲法第三章に定める国民の権利および義務の各条項は、性質上可能なかぎり、内国の法人にも適用されるものと解すべきである」(最大判昭和45年6月24日) 法人の名誉毀損、政治献金、法人処罰などなどの論点が。 本件、民間法人の表現の自由は、自然人同様でしょう。
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例えば相撲協会(の理事)が、相撲を貶めるポスターを作成公表したら… それは相撲協会の内部問題であって、国が処罰するとか、発言が違法という問題ではない。相撲協会の表現の自由。 ただし、相撲協会の公益性を疑わせ、公益財団法人の取消処分と、補助金削減、税務上の特権剥奪には繋がるかも。
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赤十字社についても、憲法上の、対権力の議論としては、表現の自由をフルスペックで持っているのがスタートでしょう。 ただ、赤十字社法や定款に反する業務執行した場合、赤十字社法37条38条により、厚労大臣の改善措置命令または役員解任勧告が降ってきます。
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でも、赤十字社が厚労大臣の、改善措置命令や役員解任勧告に従わない場合の罰則がないみたい……まあ国際赤十字の独立性から考えて当然ですが…… なので、厚労省としては、言うこと聞かない赤十字社には、改善措置命令や勧告の公表と、補助金削減で嫌がらせするくらいですかね。
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さてこれを、赤十字社にフルスペックの表現の自由があるといっていいか、悩みますね。 (寄付金確保するとかで補助金無視できれば)やろうと思えば罰則なしに、定款や基本原則に反するが違法でない範囲のセクシーポスターを貼りまくれるんですが… 法が赤十字社に期待するのはそういうことではない。
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赤十字社法が、公益上、赤十字社に、定款や国際赤十字の原則遵守を求めていることは言える。 そうすると、赤十字社の定款や原則違反は、赤十字社内部問題でなく、パブリックな問題として、外部から批判されて当然とは言えますか。