人事の部長が社員を片っ端から呑み会に誘いはじめたはなし

2016年10月20日木曜日 kitagawa

こんにちは。管理部長のkitagawaです。当社には10年前に入社、現在管理部を統括しています。

先日愛車のス○イラインを廃車にしてしまいました(泣

小さな会社の常で、管理部の仕事は経理に始まり採用・労務・研修・人事から庶務、法務、知財、監査・・と何でも屋的な立ち位置にあります。



その中でも採用や人事は、総務チームが労務や庶務といった非連続的なタスクをこなしながら担当している状況です。


目下、総務チームは課題のひとつとして社員同士、
特に部長・リーダーとメンバーとのコミュニケーションをもうちょっとなんとかしたい!
ということを掲げています。

人事や労務を所管する総務の担当者には否応なしに「人」に関する情報が入ってきますし、いろいろな相談事も飛んできたりします。

ただこと人事に関しては一担当者の裁量ではいかんともしがたく、悶々とした日々を送っていたようです。
※人事にいろんな情報が来て悶々とするイメージ
相談事のなかにはチーム運営のことであったり評価の話であったり、その延長に上長への不満があったりと、会社にとっては見過ごせないものがありますが、

そもそもこれらは双方のコミュニケーション不足、コミュニケーションスキル不足に端を発しているのではないか、

もっとお互いのことを知り双方が相手への期待を伝え、その期待に応えるという関係構築がまず必要なのではないか、という思いから、総務の担当者は一計を案じます。

「kitagawaさん、いっぺん管理部総務チーム内で「複眼調査」を試してみませんか」
と。
「お互いが相手のことをどう見ているのかを知る機会を作りましょうよ」

コミュニケーション改善を全社的に取り扱う前に、まず自部署で仮説検証してみましょう、と。

言わば、管理部長をスモールな「360度評価」に引きずり込んだわけですw

※360度評価につきましては、こちらをご参照ください。

お堅い冷たいとっつきにくい...

結果、自分で言うのもなんですが惨憺たる評価に…

ただ評価だけでは次につながらないので全員で内容の振り返りをおこない、改善すべきポイント抽出もやってみました。

メンバーから見た私の印象は、お堅い・理詰め・冷たい・とっつきにくい

課題としてはリーダー性・指導力への評価が低く、考えていることや結論に至った過程について情報発信が足りない状況にメンバーが不満を持っていることが改めて認識できました。

自分自身、年に一度全社員から提出される自己申告書で各人の想いの一端を垣間見ながら、人事の責任者として直接対峙できていないことに常々もどかしさを抱えていたのもあります。

お堅い冷たいとっつきにくいもどかしい

今回の結果を踏まえまずはこの「とっつきにくさ」を解消せねば、どうせなら総務チームだけでなくもっと多くの社員との接点を増やそう

ということで、現在、社員一覧を眺め片っ端から呑み会に誘っています。

かんぱーい

いえーい

「パワーランチ」という手もありますが、目的は仕事の打ち合わせではなくお互いの人となりを知ってもらうことなので、昼の1〜1.5hではちょっと短い気がしますし、業務から離れた夜の方が落ち着いて話ができるじゃないですか(勿論、美味しい酒と肴も!)。

えーまじすかー

かんぱーい

1回につき3名前後の会で11回を数えたところですが、いろんなメンバーからの話は純粋におもしろいし若手から学ばされることも多々あります。

カード払いで呑み歩いていたら普通預金が一瞬底をつきかけました。何事も計画が大事ですねw
これを続けることで少しでも「とっつきにくさ」の敷居が下がれば、と思います。

本題である部長・リーダーとメンバーとのコミュニケーション支援ですが、総務チームでの振り返りの結果、「複眼調査」は実施の前提としてチーム内に前向きなコミュニケーション関係が成立していないと逆効果になるという共通認識に至っており、まずはこの関係構築を狙いとして部長・リーダーを対象に研修を検討しています。

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。


(追記)
自分で読み返してみましたが、やはり文章が「お堅い」ですねw
こんな管理部長と呑みたい話がしてみたいという方はコチラ(e_jinji@val.co.jp)まで!