ロッテは30日、阿部和成投手(30)が今季限りで現役引退すると発表した。今後は2軍サブマネジャーに就任し、11月1日から業務に携わる。
阿部は福岡・大牟田高から2008年に高校生ドラフト4巡目でロッテに入団。プロ通算12年で52試合に登板し、3勝6敗2ホールド、防御率4・92、今季の登板は4試合だった。
球団職員として第2のプロ野球人生を歩む阿部は、球団を通じ「熱い応援、本当にありがとうございました。1番の思い出はプロ初勝利を自分の地元である福岡で記録することができたことです(13年5月6日)。引退に関しては悩みましたが、最後は今後もマリーンズの仕事に関わっていたいと思い、決めました。これからは違う立場でしっかりとマリーンズと選手たちをサポートしていきたいと思います。応援してくださった方々、家族、そして支えてくださったみなさまに感謝の気持ちでいっぱいです」とコメントした。