アストロズのアレックス・ブレグマン三塁手(25)が試合後に謝罪した。1―1の1回、いったんは勝ち越しとなる左越えのソロアーチ。バットを右手に持ったまま走り、ケリー一塁コーチに手渡そうとしたが地面に落ちるのを見て、ブレグマンは笑っていた。
これが、大リーグのいわゆる「過度なセレブレーション」と一部に映ったようで、ナポリ元捕手(元レンジャーズなど)はツイッターで「最低野郎」と批判。モース元外野手(元ナショナルズなど)も「おいおい、『来年は同僚に(報復死球を)ぶつけてくれ』ってお願いしているようなもんだぞ」とつぶやいた。
試合後のブレグマンは、大リーグ公式サイトによれば「感情の爆発を抑えられなかった。自分の行為を謝罪する」と神妙に話し、5回にナショナルズのソトが決勝アーチ後、同じようにバットを持ったまま一塁に向かったことについても「そうされても仕方がない」と、事を荒立てなかった。
アストロズのヒンチ監督は「確かに、あいつはバットを持って一塁に走るべきじゃなかった。ソトも同様だ」と、両者を批判した。