打撃だけじゃダメ　石垣、守備と走塁をレベルアップ

　「みやざきフェニックス・リーグ」での戦いを終え、２９日に宮崎から沖縄入りした中日・石垣雅海内野手（２１）は、秋季キャンプを翌日に控え「いよいよ明日からですね。しっかりやりたい」と意気込んだ。

　秋季キャンプでの課題は「守備と走塁」のレベルアップだ。持ち味のパンチ力のある打撃に磨きをかけることもさることながら、打撃以外を向上させることに主眼を置いている。

「レギュラーをとる人は、やっぱり打撃以外のこともちゃんとしている。打つだけだったら相当打たないと、そうなれないですから」と足元をしっかりと見詰めている。

　フェニックス・リーグでは全１６試合に先発出場し、２６日のヤクルト戦（西都）では２本塁打を放つなど、チーム最多タイの３本塁打と一定の成果を出すことができた。「調子は良くなかったけど、それなりの数字（打率２割７分６厘）は残せたのかなと思います。今まで調子が悪かったら成績はボロボロだったので、１軍を経験して考え方だったり、それが生きたのかなと思います」