3連覇を狙った世界ランキング1位のニュージーランド(NZ)が敗退した。前回大会で日本代表を指揮したジョーンズ監督が率いるイングランドは、テレビジョン・マッチ・オフィシャル(TMO)でトライが2度取り消される不運を乗り越え、4大会ぶりの優勝に王手をかけた。
優勝候補の大本命と目されていた王国が、”エディー・イングランド”の強固なディフェンスに屈した。奪ったトライはわずかに一つの完敗。W杯では2007年準々決勝のフランス戦以来20試合ぶりの黒星となった。
両チームの対戦は、今回が42度目。イングランドは過去7勝33敗1分けと圧倒されており、W杯でも3戦全敗だった。準決勝の残る1試合は27日にウェールズと日本を破った南アフリカのカードが日産スタジアムで行われる。