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【大相撲】

九州場所俺も2桁!同郷のNBA八村塁の3試合連続2桁得点に発奮!小結昇進・朝乃山「負けないよう切磋琢磨、もっと上の番付を目指す」

2019年10月28日 19時29分

高砂親方(右)と握手して新小結昇進を喜ぶ朝乃山

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 今年中の三役昇進という目標を達成した朝乃山が、13年ぶりの4小結の一角に名を連ねた。福岡市中央区の高砂部屋宿舎で会見して「僕の予想では(前頭)筆頭だと思っていたんですけど…」。最初こそ表情は硬かったが、同席した師匠の高砂親方(元大関朝潮)の「笑え」のひと言で、白い歯がこぼれた。

 「小結では終わらない。上の番付がある。それを目指して頑張りたい」

 令和初の賜杯を手にした伸び盛りとして、期待の高さはひしひしと感じている。前頭2枚目だった秋場所は、初金星を含む10勝。上位総当たりで初めて勝ち越し、本格的な右四つの攻めの進化を示した。自身から大関の2文字を口にすることはなかったが、出世への意欲を隠さなかった。

 発奮材料には事欠かない。同じ富山市出身のNBA・ウィザーズの八村塁(21)が、開幕3戦連続2桁得点の衝撃デビュー。「とても刺激になっている。負けないように切磋琢磨(せっさたくま)して、富山県を盛り上げたい」。年下に後れを取るつもりはない。

 大躍進の一年納めの15日間へ「とりあえず勝ち越してから、2桁目指して頑張ります」と気合十分。新三役に続く有言実行で、2020年の大関とりへ第一歩を刻む。

 

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