朝から気になるニュースが。
Googleの親会社であるAlphabetが、米国に本社を置くフィットネストラッカー「Fitbit」の買収を提案したとVentureBeatが伝えました。Googleはウェアラブル製品に手をだしていないので、Fitbitを買収することでスマウォ市場にも進出しようとしているのかも(え、Pixel Watch?)。Fitbitファンの私、今後が気になる!
いろいろ不明だけどかなりお金が動いた
ロイター通信によれば、GoogleとFitbitとの間で、具体的な契約に結びつく話し合いがもたれたかどうかはわからないらしく、ましてやGoogle側がFitbitに提示した金額も不明。両社ともにコメントも控えているので、どうなることやら。
ちなみにVBが伝えるに、このニュースが出た時点でFitbitの株価が27パーセント上昇して時価総額が14億ドルを超え、Alphabetの株価も2パーセント上昇したそうです。うーん、Fitbitの株、買っておけばよかった。この製品の良さはリアルユーザーの私が身を以てわかっていたのに。もしかして超絶穴場だったのかも。
Fitbitのこれから
では、Fitbit Versaユーザーで、今は編集部にお借りした新作のVersa 2を使わせてもらっている私が、Alphabet傘下になったFitbitの未来の姿を考えてみました。
1)「OKグーグル」でグーグルカレンダーに登録できる
2)Gmailやメッセンジャーに声で返信ができるようになる
うーん、これくらい? というか、Fitbitにはあまり今の姿を変えて欲しくないので、今の「自分、あくまでフィットネストラッカーなんで」なスタンスを崩さないまま、ちょっとだけ便利になってほしい。
Alphabet参加になったらGoogleの機能も使いたい放題になるだろうし、なんだったらAlphabetのドローン配達会社「Wing」のドローン配達アプリを入れて、フィットネスでエクササイズが終わったら汗だくになった洗濯物や嵩張る荷物をドローンにピックアップしてもらって自宅まで運んでもらい、自分は友達と遊びに行くなんてこともできるかも。
Fitbitの良さはそのままに、Pixelモデルに期待
でも、PebbleのファンがPebbleにこだわるように、FitbitのファンもあえてFitbitを選んでいるから、Fitbitの良さは崩さないでほしいですね。前にMontblancのスマウォでGoogleのWear OSを触ったことがありますが、あのOSだとフィットネスに特化というより、今あるGoogleの機能をウェアラブルにした感が強すぎて、運動をサポートしてくれるというより、ビジネスマンをサポートしてくれる印象を持ちました。
もし以前買収したFossilと、Fitbitの持っている技術を合わせた製品が(Pixel Watchとして?)出るのなら、フィットネスもしっかりトラッキングできるスマートウォッチであってほしいですね。もちろん、Fitbitが引き続きFitbitを出してくれるのが一番嬉しいですが!
最終的にこの買収提案の行方がどうなるのかわかりません。しかし、Versa 2を触る限り、Fitbitはユーザーのニーズをちゃんと把握しているのを感じるので、たとえAlphabetに買収されることになっても、私たちを失望させることはないと信じてます。だから、安心して次のニュースをまとうっと。
Source: VentureBeat