宗教学や人類学の学説史で知ってるつもりになっていたE・タイラーの古典、やはり買っちゃった。占いのこともちゃんと出ているんだもんな。またアニミズムを考え直すためにも古典はみとかないと。pic.twitter.com/LaDEFOxqgm
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「ヨーロッパでは今もトランプが占いに用いられている。『タロット』として知られるカードはその古形であり、通常のトランプより占い師たちに好まれているという」なんていう記述が。タイラーによれば偶然性の遊びや占いは起源としては卜占や宗教的行為としてのほうが古いとされた。もっとも、、
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現代の知見では、「通常のトランプ」的なカードがタロットに先立ち、また今のようなカード占いはゲームが成立したはるかあと、18世紀ごろに生まれたとされている。
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占星術の項目もある。「占星術は第一級の誤謬、つまり観念的な類推を現実的な関係と取りちがえるという誤謬に依拠」し、「占星術は、人類を迷わせたその影響力の膨大さという点で」も「哲学の誉れ高き一分岐として存在しつづけたという点でも」特筆すべきだという。それは
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「天体に霊魂やいける知性を想定する」野蛮な生活に深く根ざしているとタイラーはいう。
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実はこれは今でも正しく、今日も深い指摘。占星術の主潮流は、アリストテレス=プトレマイオスによる擬似因果論を一種の弁明として西洋世界でいきのびてきた。が、新プラトン主義的な「生きている天体」という観念も確かにあって、フィチーノ、アラン・レオ、などに連なる系譜。アニミズム的なのです。
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ただ、問題はそれを「野蛮」といっていいかどうか。
9:34 PM - 28 Oct 2019
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