iOS 13.2配信開始。AirPods Pro対応、iPhone 11シリーズのカメラでDeepFusion利用可能に
Siriでメッセージ読み上げもできるようになりました
アップルはiPhone向けの最新システムソフトウェアiOS 13.2の配信を開始しました。9月末のiOS 13.1配信から約1ヶ月後のメジャーアップデートとなり、iPadOS 13.2も同時に配信開始されています。
届いていれば通知から、あるいは「設定 一般 ソフトウェア・アップデート」から確認して手動でアップデートできます。
主な更新点は、まず発表されたばかりのAirPods Proのサポート。うわさ通りアクティブノイズキャンセル(ANC)機能に対応した新たなコントロールセンターも用意されています。
さらに様々な性別や肌の色合いの選択など、70種類以上の絵文字が追加またはアップデート。オランウータンやナマケモノ、カワウソといった新たな動物や、ニンニク、タマネギ、ワッフルなどを含む食べ物の絵文字も登場しています。
そしてiPhone 11シリーズ向けには、高度な画像処理機能「Deep Fusion」がついに利用可能となりました。
これはA13 Bionic搭載のNeural Engineを使用して、画像の各部分のテクスチャやディテール、ノイズを最適化し、写真全体の品質を向上させるもの。主に屋内での写真や、低照度の場所で撮影された写真の改善を目的としています。ユーザーが手動で切り替えることなく、明るさのレベルに応じて自動的に有効となります。
かたや音声アシスタントSiri関連では、かねてから約束されていた「音声の録音をアップルと共有すること」をオプトアウト(原則許可で、希望しないユーザーは拒否)できるプライバシー設定が追加されました。
それに加えて、Siriのメッセージ読み上げ機能もようやく利用可能に。これにより、iPhoneをロック解除せずに着信メッセージが読み上げられ、また音声をメッセージにより返信することもできます。本機能は第2世代以降のAirPodsのほか、PowerBeats Proにも対応しています。
ほか、多数のバグ修正やその他の改善もあり。サードパーティ製アプリでパスワードが自動入力できない場合があるなどの問題が修正されています。
公式の更新リストは以下の通りです。
さらに様々な性別や肌の色合いの選択など、70種類以上の絵文字が追加またはアップデート。オランウータンやナマケモノ、カワウソといった新たな動物や、ニンニク、タマネギ、ワッフルなどを含む食べ物の絵文字も登場しています。
そしてiPhone 11シリーズ向けには、高度な画像処理機能「Deep Fusion」がついに利用可能となりました。
これはA13 Bionic搭載のNeural Engineを使用して、画像の各部分のテクスチャやディテール、ノイズを最適化し、写真全体の品質を向上させるもの。主に屋内での写真や、低照度の場所で撮影された写真の改善を目的としています。ユーザーが手動で切り替えることなく、明るさのレベルに応じて自動的に有効となります。
かたや音声アシスタントSiri関連では、かねてから約束されていた「音声の録音をアップルと共有すること」をオプトアウト(原則許可で、希望しないユーザーは拒否)できるプライバシー設定が追加されました。
それに加えて、Siriのメッセージ読み上げ機能もようやく利用可能に。これにより、iPhoneをロック解除せずに着信メッセージが読み上げられ、また音声をメッセージにより返信することもできます。本機能は第2世代以降のAirPodsのほか、PowerBeats Proにも対応しています。
ほか、多数のバグ修正やその他の改善もあり。サードパーティ製アプリでパスワードが自動入力できない場合があるなどの問題が修正されています。
公式の更新リストは以下の通りです。
iOS 13.2では、iPhone 11、iPhone 11 Pro、およびiPhone 11 Pro MaxでA13 Bionic搭載のNeural Engineを使用して、低照度の場所で取り込んだ画像の質感と細部の表現を大幅に向上させ、低ノイズに仕上げる高度な画像処理システムDeep Fusionが加わります。また、絵文字のアップデートと追加、AirPodsでの着信メッセージ読み上げ機能の導入に加え、AirPods Pro、HomeKitセキュアビデオ、HomeKit対応ルーター、および新しい"Siriのプライバシー"設定にも対応しました。このアップデートにはバグ修正と改善も含まれます。
カメラ
- iPhone 11、iPhone 11 Pro、およびiPhone 11 Pro MaxのDeep Fusionで、A13 Bionic搭載のNeural Engineを使用して、様々な露出の画像を複数取り込み、ピクセル単位で解析を実行し、各画像の良い部分を合成することで、中から低照度の場所で取り込んだ場合でも質感と細部の表現が大幅に向上した低ノイズの写真を生成
- iPhone 11、iPhone 11 Pro、およびiPhone 11 Pro Maxの"カメラ" Appからビデオの解像度を直接変更することが可能
絵文字
- 動物、食べ物、アクティビティ、新しいアクセシビリティの絵文字、性別のない絵文字、カップルの絵文字で肌色の選択など、70種類以上の絵文字を追加またはアップデート
AirPodsのサポート
- "Siriで着信メッセージを読み上げ"により、受け取ったメッセージを読み上げてAirPodsで聞くことが可能
- AirPods Proに対応
"ホーム" App
- HomeKitセキュアビデオを使用して、防犯カメラからのビデオを暗号化して非公開で収録、保存、および表示が可能。人、動物、車両を検知する機能を搭載
- HomeKit対応ルーターを利用して、お使いのHomeKitアクセサリのインターネット上または自宅での通信相手をユーザが制御可能
Siri
- "プライバシー"設定で、Siriおよび音声入力に対する操作の音声をAppleが保存することを許可することにより、Siriおよび音声入力の改善に協力するかどうかを選択することが可能
- "Siri"設定からSiriおよび音声入力の履歴の削除が可能
このアップデートにはバグ修正とその他の改善も含まれています。このアップデートには以下が含まれます:
- 他社製Appでパスワードを自動入力できない場合がある問題を修正
- "検索"を使用するときにキーボードが表示されない場合がある問題を解決
- スワイプしてホーム画面に移動する機能がiPhone X以降で動作しない場合がある問題に対処
- "メッセージ"で、通知を繰り返すオプションがオンになっているときに通知が1回しか送信されない問題を修正
- "メッセージ"に連絡先の名前ではなく電話番号が表示される場合がある問題に対処
- "連絡先"で連絡先のリストではなく前回開いた連絡先が表示される問題を解決
- マークアップした注釈が保存されない場合がある問題を修正
- 保存したメモが一時的に消えてしまうことがある問題を解決
- "設定"の"今すぐバックアップを作成"をタップした後で、iCloudバックアップが正常に完了しない場合がある問題を修正
- AssistiveTouchを使ってAppスイッチャーを有効にするときのパフォーマンスを改善
Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
「TechCrunch Tokyo 2019」11月14日、15日に開催
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