『やすらぎの刻~道 #144 テレビ朝日開局60周年記念』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド)
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『やすらぎの刻~道 #144 テレビ朝日開局60周年記念』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?
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やすらぎの刻~道 #144 テレビ朝日開局60周年記念[解][字]
巨匠・倉本聰氏が1年間をかけて描くのは、山梨を舞台に昭和~平成を生き抜いた無名の夫婦の生涯。そして『やすらぎの郷』のその後。2つの世界が織り成す壮大な物語!
詳細情報
◇番組内容
“マロ”こと真野六郎(ミッキー・カーチス)がはじめた「鉄火場」は、どんどん参加者が増えていた。理事長・名倉修平(名高達男)の写真が印刷されたオモチャの紙幣を懸けて、大賑わいの日々。困り果てた名倉は、マロたちにお灸をすえるため、ニセの“ガサ入れ”を計画。そんな中、菊村栄(石坂浩二)は、保安スタッフの中里正(加藤久雅)に、白川冴子(浅丘ルリ子)の孫・柳介(関口まなと)に関して相談を持ちかけられる。
◇出演者
石坂浩二、加賀まりこ、大空眞弓、いしだあゆみ、水野久美、丘みつ子、上條恒彦、笹野高史、浅丘ルリ子、ミッキー・カーチス、布施博、黒川智花、鶴田忍、関口まなと
◇作
倉本聰
◇音楽
島健
◇演出
阿部雄一
◇主題歌
中島みゆき『慕情』『進化樹』『離郷の歌』(株式会社ヤマハミュージックコミュニケーションズ)
◇スタッフ
【チーフプロデューサー】五十嵐文郎(テレビ朝日)
【プロデューサー】中込卓也(テレビ朝日)、服部宣之(テレビ朝日)、山形亮介(角川大映スタジオ)
◇おしらせ
☆番組HP
https://www.tv-asahi.co.jp/yasuraginotoki/
☆Twitter
https://twitter.com/yasuragino_toki
☆Instagram
https://www.instagram.com/yasuraginotoki/
名前は!?
水谷マヤ。
それは本名?
いえ 本名…
そんなもの忘れたわよ。
余計な事 言わない!
聞かれた事だけ答える!
本名は!?
水沢マサコ。
生年月日!
1941 5.11。
職業は?
じょ… 元女優。
本名。
(桂木怜子)んっ?
本名。
沢村花子。
生年月日。
1936年12月4日。
職業。
(怜子)女優。
名前は?
中川…。
(怜子)玉ちゃーん!
(玉子)は… はい!
(怜子)大丈夫?
はい すいません。
〈捕まって油を絞られた連中は
最後まで
これが理事長たちの仕組んだ
ジョークによる
リベンジだという事に
誰も気づかず
生まれて初めてのガサ入れの
ショックに
面白いぐらい
ショボンとしていた〉
♬~
(お嬢)
栄ちゃん! 栄ちゃん 聞いた!?
ああ… 聞いたよ。
あっ…
お前 捕まらなかったのか?
うん。 あ… あたし
今夜は行ってなかった。
えっ?
どうして行かなかったの?
さる線から情報が入ってね。
今夜 ガサ入れがあるらしいって。
へえ~… さる線って?
ああ… いいじゃない。
それより
みんな どうなってるの?
今 別々に調べられてるよ。
ああ…。
(橋本忠吉)
警察のガサが入ったって?
(野村伊三郎)今 現場で
一人ずつ調べられてますよ。
マロさんたちも!?
(中里 正)
マロさんとロクさんは別扱い。
(進藤秀夫)
ロクさんは中盆やってたし
マロさんは胴元で
脇にたっぷり
札束積んでたからな。
(マロ)ジョークよ 署長。
ジョーク ジョーク。
(マロ)これ どう見たって
ニセ札だって わかるじゃない。
(溝口)
いや わかるって言ったって…
ここの住人が 現に
コンビニで使っちゃってるし
それに だまされた店員だって
いるんだから。
それ 馬鹿だからだよ。
(ノック)
(溝口)どうぞ!
(千倉和夫)失礼します。
(溝口)いやいや いやいや…。
遊びにしても
随分と作ったもんだねえ。
(千倉)まだ半分も運んでません。
あんた 一体 いくら作ったの?
(マロ)さあ いくらだろうねえ。
大体の金額。
金額ったってさ
お遊びの札だから。
総額いくら!?
15億か20億。
馬鹿だねえ~!
(マロ)はい。
〈庄太郎とポチが
日本のものづくり技術を駆使して
大量に生産した名倉紙幣は
その朝 焼却場で全て焼かれた〉
〈かくして
一場の喜劇は終わった〉
♬~「いつか見た道 オッハー」
はい オッハー!
(お嬢の声)「柳ちゃん
昨日は 本当にありがとう」
「あなたのおかげで
おばあちゃんは
恥をかかずに済みました」
「そんな あなたの心遣いに
報いられず
近くにいながら
なんの力にもなれない
おばあちゃんは
本当に どうしていいか
わからないほど
自分の非力を感じています」
「だけど 柳ちゃん 頑張ってね」
「あなたに会えない気持ちを
おばあちゃんも
必死に我慢するから
あなたも 今の境遇の中で
もう少し このまま頑張ってね」
「そのうち きっと いい事が」
(携帯電話の振動音)
(広中しのぶの声)「未練がましい
お願いがあります」
「最後にちょっとだけ
お別れできますか?」
「明日のお昼すぎから夕方まで
郷箕駅にいます」
「近くの喫茶店か
食堂にいるかもしれません」
(ノック)
先生 いらっしゃいますか?
(しのぶの声)
「夕方までずっと待ってます」
「一目でも逢えたら嬉しいです」
「期待しないで待ってます」
「広中しのぶ」
先生。
あっ?
ちょっといいですか?
ああ…。
ええ…? 一体 どうしたの?
先生 あの…
広中しのぶって わかりますか?
広中しのぶ?
柳介と一緒に大麻で捕まって
自殺未遂を起こした女の子です。
ああ ああ…。
(中里)放っとこうかとも
思ったんですが
なんか いささか
この子が哀れで…。
どうすべきだと思いますか?
誰か…。
俺が会いに行こうか?
お願いします!
ああ…。
あっ この携帯 預かっておくね。
(中里)はい どうぞ。
♬~
♬~
♬~
(携帯電話の振動音)
♬~
(マスター)いらっしゃい。
ここ 座っていいかな?
(しのぶ)えっ…?
彼… 柳介くん 来られないんだ。
私は 脚本を書いてる
菊村っていう者なんだけど
今 やすらぎの郷ってとこに
住んでる。
そこに柳介くんもいるから。
お名前は 前から存じてます。
ああ…。
あっ…。
(マスター)何に致しましょう?
あの… あそこに書いてある
スペシャルっていうの
あれ 時間がかかるって
書いてあるけど
待つから。
(マスター)かしこまりました。
君も1杯 どう?
ああ… それじゃあ もう1杯。
(マスター)かしこまりました。
(ため息)
ここも禁煙か。 フフッ…。
今 どこに行っても
たばこを吸う人は嫌われるからね。
大変だったね。
すみません。
くにに帰るって?
はい。
くにって どこなの?
長崎です。
ふーん… 長崎か。
長崎へ帰って
どうするつもり?
看護学校に入ろうと思ってます。
看護学校?
祖母の面倒を見たいので。
ああ… いや そりゃあいい。
山王神社ってあるでしょう。
ご存じなんですか?
あそこに 原爆にやられた
大きなクスノキがあるはずだ。
原爆に焼かれて
もう みんな
駄目だと思ってたのが
生き返って 大きな木になった。
♬~
命のあるものっていうのはね
何があっても若い頃なら
やる気があるならば
生き返る事って
できるものなんだね。
♬~
先生!
うん?
柳ちゃんに まだ
チャンスはあるんでしょうか?
どうだろうねえ。
ただ 彼は 今
ゼロからやり直そうと
相当の覚悟で
生まれ変わろうとしてるからね。
その覚悟を
ぐらつかせたくなくて
君が 今日 ここに来る事も
彼には知らせてないんだよ。
彼は 今 僕が
君と ここにいる事も
君が ここに…
別れに来た事も
全く知らないんだ。
いや 折を見て いつか話す。
♬~
びっくりしました。
何が?
さっき 先生が
おっしゃった事です。
♬~
先生
実は私たち
約束してるんです。
(しのぶ)
彼が30になる年のお正月
午前8時に きっと会おうって。
♬~
『君の名は』みたいなお話でしょ?
でも 私 本気で…
その日を信じてます。
(しのぶのすすり泣き)
♬~
(根来公平)
初めて招待してくれたんじゃ。
嬉しそうにせんとな。
東京ってのは 疲れる街じゃのう。
(根来しの)疲れますね。
逃げる?