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あれは15歳の時。

 

 

中学3年生の時、高校生になるに向けて

『HOSEI』と書かれた法政二高のバッグが欲しかった。

 

当時の学生の頃なんていうのは

 

ティーンズ雑誌の影響が強く、

 

 

『HOSEI』のバッグを持っている=いけてる

 

 

のような構図があったから。

 

高校生になった時に

このバッグを使いたいと思っていた。

 

 

 

どうしても手に入れたい。

 

 

でも、当時はそんな繋がりをもっていないから

知り合いの誰かに買ってもらう

という選択肢はありませんでした。

 

 

そこで、

ネットでバッグのことを調べることに。

 

 

そしたら

なんと・・・

 

 

有名どころの高校のバッグが

たくさん販売されているではないか。

 

 

『あ、売ってるーーーーーーーーーーーー!!』

 

その時に出会ったのが

ヤフオク。

 

 

 

すごい!最高!

飛び跳ねて喜んだ。

 

 

 

でも、当時は購入するのにも、

まだまだヤフオクもこれからって感じだったので

敷居が高く、

 

母親に頼んで購入してもらったのだ。

 

最終的に購入したのはSHOEIのバッグ。

(スペルが違うかも。こんな感じの高校の名前)

 

 

大満足だった。

 

 

この時にネットでは

なんでもほしいものが手に入ると思った。

 

 

さらには

お小遣を増やしたくて、ネットで調べていた。

 

 

 

1万円で

お金が増える方法を教えてくれるという情報を発見。

 

 

溜めていたお小遣の1万円を

その人に支払った。

 

 

当時は自分の通帳も持ってなかったので

どうやって支払ったのかは忘れた。

 

 

そして、得られた情報は

 

 

 

『あなたも同じようにこの情報を販売してください。』

 

 

 

その一文。

 

 

ぶふっっ

うける。笑

詐欺じゃん笑

 

 

と思って欲しかったと思うが

当時の私は

 

 

なるほど!

でも、こんなクソな情報だったら訴えられそう。

 

 

と、思いつつも、

1万円を取り返したくて、

ネットで販売してみる。

 

でも、良心が痛み

いい勉強になったと思ってやめた。

 

 

 

高校1年

ケンタッキー ヤフオク 月収10〜15万円程度

 

高校生になってから

ケンタッキーのバイトを初めた。

 

中学時代から付き合っていた彼がいた。

彼は勉強熱心でバイトをしてなかったから

彼と遊ぶためにお金がほしくなる。

 

デート代は全て私持ち、すべておごり。

高校生ながら1回のデートに2万円くらいかかってた。

 

彼と遊ぶためにもっとお金ほしいとなる。

 

そんな時、

ずっとやってみたかったヤフオクの出品を始める。

 

一番最初に売ったのは

マザーグースというシリーズのぴよちゃんグッズ。

 

 

ぴよちゃんが大好きだったけど、

高校生になってからは卒業しようと

 

コレクションを

ざっとまとめて3000円で売った。

 

 

こんなおもちゃみたいなの売れないだろうなと思いつつ、

弱気な価格を設定した。

 

出品した途端に即決だった。

 

やったーーー!!!

 

 

と同時に

 

 

え、こんなに簡単に売れるの・・・?

という驚き。

 

 

やり方や取引の仕方など全くわからなかったので、

 

 

売った後に姉に落札者の人に

どんな文章おくればいいのか教えてと頼んだ。

 

 

姉もヤフオクなんかやったことないけど、

調べて教えてくれた。

 

 

振込み先は母親の口座。

 

 

発送の仕方もなにもしらないけど、

自分なりに調べて郵便局に持って行った。

 

 

あとになって調べてみたら、

その頃にはマザーグースのお店がなくなっており、

ぴよちゃんグッズが手に入らない状態だった。

 

 

 

だから、

私の持っていたものは

結構レアなものが多かったらしく、

しかも全部きれい。

 

 

落札者の方にめっちゃ喜ばれ感謝された。

 

 

嬉しかったけど、

ちゃんと情報を知っていれば

もっと高く売りたかったと後悔した。

 

 

それを機にヤフオク生活がスタート。

自分の銀行とぱるるの通帳を作った。

 

 

当時はヤフオクなんてやっている人なんて

ほとんどいなかったから

 

 

なんでも物がバンバン売れる。

いらない洋服を処分と同時に小遣にしていった。

 

残りのぴよちゃんグッズも

相場をみてから販売するようにした。

 

簡単にケンタのバイト代を超えた。

 

 

 

それと同時に撮影モデルの仕事を始める。

私服と制服の撮影モデルだった。

6時間で2万円。

月に1〜2回。

 

 

 

メイクさんがついていて、

撮影前はプロのメイクさんに化粧をしてもらっていた。

撮影にくるのはいわゆるカメラ小僧。

 

きもち悪いおっさんばかりで、

いつも憂鬱だった。

 

当時付き合っていた彼にやめろと言われ喧嘩して、

やめることにした。

 

しかし、

その稼いだお金はすべて彼のために使っていたり、

彼にあげたりしていた。

 

彼もそれで稼いだお金だと知っている上で

しっかり受け取っていた。

 

私が自分に使うお金は月2万もなかった

彼に使うお金5万円程。残り貯金。

 

1年生が終わる頃に彼とは別れた。

 

 

 

高校2年

引っ越し・工場のバイト 手作りのものを販売する

月収20万程度

 

ケンタの社員が嫌いで、

シフトを入れてもらえなくなり、やめた。

 

そして、

工場のバイトと引越しのバイトを始める。

時給1000円と日給8000円

 

その傍らヤフオクをする。

 

 

売り方ひとつで

商品の落札価格が大幅に変わる

 

ということがわかり、

 

高値で売れるように

写真の撮影の仕方を学ぶ。

 

 

それに伴い、デジカメも良いものを買った。

 

当時はガラケーしかなく、

撮影はデジカメ。

 

sdカードから写真を転送するという

面倒くさい作業も慣れた。

 

 

自分が直感で良いと思った写真を印刷して、

それを元に撮影の仕方を真似したりした。

 

今まで出していた価格の2倍以上でどんどんものが売れる。

 

 

普通の人ならゴミ扱いするようなものでも

なんでも売った。

 

 

自分がお金を出して買ったもので

お金にならないものはない。

 

 

家中のものをかき集めて売った。

当時履いていた靴下まで売った。

 

 

ルーズソックスや紺のハイソックスなどが

1万円以上で売れた。

 

すごい!と思い、

新品のルーズソックスを売ってみる。

 

そしたら、売れない。

 

 

『使用済み』という付加価値

マニアに高値をつけさせていたことに気づく。

 

 

だから、

新しいルーズソックスを土で汚して、引っ張って

使用済み風ルーズソックスを作った。

 

売れる、売れる。

 

 

この時に失礼ながら

男の人ってあほだなと思った。

 

それと同時に

マニアというのはすごいなと思った。

 

しかし、

落札者の男から気持ち悪いメールが届くようになり、

やめた方がいいことに気づく。

 

親にバレそうになり、

なんとかごまかす。

 

その頃にヤフオクでも規制がかかり、

そういったものの販売が禁止になった。

 

高く売れるのは嬉しかったが、

やっぱりきもち悪いなと思っていたので、

諦めがついた。

 

 

 

しかし、ついに

売るものがなくなった。

 

よし、売るものを作ろう!と思った。

 

自分でアクセサリーなどを作って

販売した。

 

利益が残るように

材料費はほぼ100均一で購入。

 

 

当時、

ブームがきていたブランドと掛け合わせてアクセを作った

1000円〜8000円程度でガンガン売れる。

やばい、たのしい。

 

 

新作も作って欲しいと依頼が来る。

嬉しい。

 

商品ラインナップを増やしていった。

 

アクセ、バッグ、携帯シール、

ネイルシール、ネイルチップ、ロゴステッカー。

 

大反響で

毎日、学校帰りに入金確認、発送を繰り返していた。

 

 

 

 

一時的にハイブランドにはまる。

 

ハイブランドアクセを

ジャラジャラつけて学校に行く。

 

毎週日サロ通いをして真っ黒にしていた。

髪の毛もシルバーにしてた。

スウェットで学校に通う。

 

ギャル男に憧れる。

 

今思うと、

ださすぎて痛すぎるが、

 

当時はいけてると思っていた。

 

 

その反面、

なんだかつまらなくてそんな格好をしてた。

 

何か楽しくなることはないかと

迷走していた時期だった。

 

 

 

 

自分にとって

楽しいことが何なのかわからなかった。

 

自分の好きなことや

やりたいことがないことが

中学生の時からずっと悩みだった。

 

 

 

 

 

高校3年

パチンコ屋 ヤフオク

月収30〜50万円程度

 

3歳年上の新しい彼に出会う。

彼が多額の借金を抱えたていることを知り、

 

その彼の借金の返済を手伝おうと決めた。

私なら余裕だと思った。

 

いかにして効率よく稼ぐことを

自分になりに考えた。

 

彼とも話し合った。

時間が拘束されるならば、

時給が高く、1日に働ける時間が長いことが

絶対条件になった。

 

しかし、水商売系以外。

 

職種は問わず、

求人をたくさん持ち帰り、吟味した。

 

見た目はちゃらちゃらしていたが

根は真面目なほうだったので(と私は思っていた)

 

何か身になることが1つでもあればいいなと思っていた。

 

それでみつけたのが、

接客マナーレベルの高いパチンコ屋。

時給1450円 8時間

 

彼にお前がこのパチンコ屋で働けたらかなりすごいよと言われた。

 

業界でもトップレベルの接客マナーがある所で

下手なバイトの接客なんかよりも全然レベル高いから。と。

 

 

フリーターと嘘をつき、

面接を受ける。

 

しかし当時、

日サロに通っていた私はガングロに金髪。

 

面接の日、

白のパンツにノースリーブ、

スリッポンを履いていった。

 

グループ面接の他2人はスーツで面接を受けに来ていたのに

自分はアホかと思った。

 

 

髪はレベル8以下の暗さじゃないといけなかった。

 

採用されたら髪を黒にする約束をして

面接を終えた。

 

絶対に面接落ちたと思ったら、

次の日に採用の電話。

 

 

週4、5で働き、学校には私服を持って行き、

放課後着替えて、バイトに出勤。

 

16時から24時まで。

バレないように必死。

 

その傍ら、ヤフオクも継続。

 

作っていたアクセは

元々ブランドと掛け合わせていたものだったため、

 

そのブランドのブームが落ち着くと

同時に売れ行きや価格ががくっと下がった。

 

たまたま好きだったブランドのブームに

乗っただけで売れていただけで

 

 

長期的な売り上げの安定はしないのだと気づく。

 

 

ファッションの商品には流行り、廃りがある。

しかも、激しい。

 

それに常についていこうとするのは

自分には厳しいと感じた。

 

 

だから、並行しながら

安定して販売できる形を探すことにした。

 

 

あらゆる所で商品が売られている中で

価格差が激しいことに気づく。

 

そのものの価値を知っている人は

喉から手が出るほど欲しい品でも、

 

その価値を知らない人には

ゴミのようなものもたくさんある。

 

 

その差を生かす事にした。

 

3000〜8000円の利益がでる商品をネットで見つけ、

リストアップしてその商品が安く手に入る所を探す。

 

失敗してマイナスになったことも何度もあったが、

トータルプラスになれば良いと思っていたので

あまり気にしない。

 

 

取り返してやると思ってさらに気合いを入れる。

 

彼の借金返済を加速させたかったので

必死だった。

 

 

思いついた事はなんでもやった。

 

 

色々なことを考えながら

自分の進路に悩んでいた。

 

 

それまでやりたい事がなかった私にとって、
高校卒業後の進路と言うのは
人生の大きな分岐点。



大学や短大という選択肢はなかった。

今までやりたいことがなく過ごしてきたのに
目的がない中で大学に進んでも

何かを見つけられる自信がなかった。

 

 




そして就職と言う選択肢もなかった。


高校生の時点で

それなりに頑張ってアルバイトをしてきて

このまま社会人になったら、

今の延長を歩む人生しかないんじゃないか。

 

 

お金のために仕事を選び、

ただ仕事をしてすごすだけ。

 

 

なんのための人生なのかわからなくなる。

 


この先、

自分のやりたい事などを見つける事なんて
一生できないんじゃないか…



そんな風に
進路を考えなくてはならない時期になって
自分の人生について不安ばかり感じていた。



そんな分岐点を迎えて

最終的に選んだのが
唯一ちょっと興味があったトータル美容の学校。

 

 

中学生の時に親から渡された100円の爪磨きで
爪を磨いた時の嬉しさが

唯一自分の心に強く残っていたから。

 

ネイルへの関心が少しあった。


でも、やっぱり不安。


そんなことで

ネイルが本当に好きかどうか、

自分に合うのかなんてわからない。

仕事としてやるとなると
どんなものかわからない。


でも、
もしネイルがダメでも

他の選択肢のエステやメイクがあるということで
美容系全般の学校に行くことに決めた。


万が一、

何も興味が持てなかったら・・・


という不安もよぎったが、


他に興味があることがないのに
ここでそんな先のこと考えてたら何もできない…


やってみないとわからない。


結果、美容の方向に進むことに決めた。
 

 

 

 

 

続く