今オーストラリアにあるメルボルンは、南のビクトリア州に位置します。温帯性気候という日本のように四季がある地域で、日中と朝晩の気温差が激しいと言われています。
今回は、メルボルンの気候と、春夏秋冬の気温や降水量、服装について解説します。
[目次]
オーストラリアは地域によって、4つの気候属性に分けられます。メルボルンは、温帯性気候という地域に属します。
オーストラリアは南半球に位置しており、日本の21倍もの広さがある国です。そのため、オーストラリアだけで4つの気候帯に分けられます。
気候帯によって、四季の有無や気温、雨量も変わります。気候属性が4つに分かれるため、同じ季節でも服装が地域によって異なることもあります。
また、国全体の平均気温は17.9℃で、日本よりも暖かいです。基本的に雪が降るほど寒くなることはほとんどありません。
メルボルンは温帯性気候に属しています。温帯性気候の特徴は日本のように四季がはっきりとしています。夏は太陽が照りつけるほど暑く、冬はコートやセーターを必要とするくらい寒くなります。シドニーなども、同じ温帯性気候です。
また、「1日の中に四季がある」と言われるほど、朝晩と日中の温度差が激しい地域でもあります。日中は半袖で過ごせるほど暖かくても、夜は長袖を必要とするほど寒くなり、気温が大きく変わります。
夏場は紫外線も強いため、サングラスや帽子、日焼け止めといった紫外線対策は必須です。
メルボルンの平均最高気温は19.8℃です。対して、平均最低気温は9.5℃となっています。平均気温だけを見ると、オーストラリアの他の地域の平均気温(23℃前後)に比べてやや低いです。
しかし、夏の12月から2月にかけて気温が高くなります。3ヶ月間の平均最高気温は25.7℃と、暑くなります。気温だけ見ると日本よりは涼しく感じますが、紫外線が強いため体感はもう少し暑く感じます。
対して、温帯性気候ということもあり、冬は気温が下がります。6月から8月にかけては平均最低気温5.8℃と、日本のように寒くなります。ただし、雪が降ることは滅多にありません。
メルボルンの1年間の平均降水量は、44.7mmです。オーストラリアの中でも雨が少なく、日本のような梅雨の時期もありません。
1年の中では、9月から11月にかけての春の時期が最も雨が降ります。11月は最も多く、月平均62.6mmとなっています。急な雨に備えて、折り畳み傘を持っていると安心でしょう。
メルボルンで、最も日照時間が長い時期は夏の12月です。朝6時には日が出はじめて、夜9時頃まで日は落ちません。対して、最も日が短い時期は冬の6月です。日の出は朝7時半頃になり、夕方5時頃には日が沈み始めます。
メルボルンは、四季がはっきりとしている温帯性気候の地域です。季節ごとの平均気温や、どんな服装を着ればいいのか、降水量はどれくらいなのかなど、それぞれ解説していきます。
春は9月から11月にあたります。この時期の平均最高気温は19.3℃、平均最低気温は8.6℃です。9月の冬が終わってすぐの頃は、まだまだ寒さが残る日が続きます。11月に近づくにつれて、暖かい日も増えてきます。
春の平均降水量は54.5mmと、1年の中では最も雨が多い時期になります。特に11月は月平均が62.6mmと最も雨が降ります。
服装は、日中は半袖で過ごせる日も増えてきますが、朝と夜は冷える日も多いです。そのため、パーカーやカーディガンといった羽織りものを持っておくと安心です。
夏は12月から2月にあたります。平均最高気温は25.8℃、平均最低気温は13.3℃と、1年で最も暑い時期です。気温だけを見ると日本ほど暑くはないように感じますが、オーストラリアはどこも紫外線が強いです。
そのため、体感温度は平均気温よりももう少し暑くなるでしょう。
夏の降水量は、平均44.0mmです。雨の日は少ないですが、万が一に備えて折り畳み傘を持っておくと安心です。
夏の服装は半袖で問題ありません。ただし、朝と夜の冷え込みや、室内は冷房が効いていて寒く感じることもあります。羽織りものを持ち歩いておくようにしましょう。また、紫外線対策としてサングラスと帽子も着用しましょう。
秋は3月から5月にあたります。平均最高気温は20.3℃、平均最低気温は13.7℃です。まだまだ日中は暑い日も多く、少しずつ寒くなっていきます。
秋の降水量は平均42.5mmです。4月にすこし雨が増えますが、基本的にはあまり降りません。1年を通して見ると大きな差はありませんが、最も降水量が少ない時期でもあります。
秋の服装は春とほとんど同じです。半袖に過ごせますが、羽織りものがあると安心でしょう。また、寒さが早く訪れた年は、5月頃からセーターなど暖かい服装をしている人を見かけるようになります。
冬は6月から8月にあたります。そして、冬の平均最高気温は13.7℃、平均最低気温は5.8℃となっています。日本の寒さほどではありませんが、メルボルンも冷え込みます。
降水量は平均40.2mmです。秋とほとんど同じで、1年の中では雨が少ない時期です。8月に近づくにつれて、少しずつ雨の日も増えます。
服装は、コートやセーターのような暖かい服装をしましょう。10℃を下回る日も多いため、手袋やマフラーもあると安心です。日本ほどではありませんがしっかりと冷え込むため、防寒は行いましょう。
メルボルンのベストシーズンは、夏の1月です。雨が少なく、アクティビティを楽しめる時期です。
メルボルンのベストシーズンは1月です。夏のため暑く感じますが、平均気温25.8℃と、日本ほど気温は高くならず過ごしやすいです。
また、電車で1時間ほどの場所にビーチがあり、夏らしいアクティビティも楽しめます。さらに、1月は雨の降る日も少ないです。平均降水量が40.1mmと、天気に予定を左右される日も少ないでしょう。
ただし、夏のメルボルンは紫外線が強くなります。サングラスや帽子を身につけ、日焼け止めを塗るといった紫外線対策を忘れないようにしましょう。
反対に、避けるべきは11月です。春の時期にあたり、気温は平均19.3℃と快適ですが、雨が多くなります。平均降水量は月62.6mmと、1年で最も多くなる時期です。そのため、予定を天気に左右される可能性も高いため、あまりおすすめできないでしょう。
オーストラリア第二の都市である、メルボルンの気候についてご紹介しました。メルボルンは温帯性気候という、四季がはっきりとしている地域に属しており、日本と気候は似ています。
しかし、日本ほど寒さや暑さが厳しくなく、梅雨の時期もないため、過ごしやすい気候です。
1年の平均最高気温は19.8℃で、平均最低気温は9.8℃となっています。気温だけ見るとあまり暑く感じませんが、夏は紫外線が強くなります。また、年間を通して雨も多くはありませんが、特に9月から11月の時期には増えてきます。
メルボルンのベストシーズンは1月です。夏のため気温は1年の中では高めですが、雨の量が少ないです。そのため、天候に予定を左右されることが少ないでしょう。
ただし、メルボルンは「1日の中に四季がある」と言われているほど、日中と朝晩の気温差が激しいです。どの時期も、防寒具となるような羽織りものは持ち歩いておきましょう。
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