大リーグ全体が、DeNAからポスティングシステム(入札制度)によるメジャー挑戦を宣言した筒香嘉智外野手(27)に注目している。米データサイトのファングラフスは28日、日韓プロ野球からメジャー移籍が見込まれる4選手の契約条件を予想するオンライン投票を開始。筒香と、海外FA権を行使すると伝えられる西武の秋山翔吾外野手が含まれた。
7日にDeNAのポスティング容認が報じられた際、米放送局CBSスポーツ(電子版)は獲得に向かう可能性が高い5球団としてホワイトソックス、インディアンス、ロッキーズ、マリナーズ、ジャイアンツを挙げ、「ポスティング申請の前から、メジャー全30球団が数週間をかけて筒香を調査するだろう」とした。
また、ブルージェイズ地元メディアのヤフー・カナダは、筒香が理想的なFAターゲットだと猛プッシュ。来季は28歳という若さに加え、ブルージェイズは左打者の層が薄いと指摘した上で「一塁に加えて外野もこなせる。アトキンスGMが理想とするユーティリティーで、しかも今オフはその両方のポジションが補強ポイントだ」と後押しした。