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【芸能・社会】

「ずっと憧れであり続けた人」山田洋次監督が八千草さん悼む 倍賞千恵子「とても優しい方でした」

2019年10月28日 22時0分

舞台あいさつに出席した(左から)倍賞千恵子、山田洋次監督、後藤久美子、吉岡秀隆

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 「第32回東京国際映画祭」(11月5日まで)が28日に開幕。東京・EX THEATER ROPPONGIで、オープニング作品として上映された人気映画シリーズの最新作「男はつらいよ お帰り 寅さん」(12月27日公開)の舞台あいさつで、山田洋次監督(88)と倍賞千恵子(78)が、膵臓がんのため今月24日に亡くなった女優・八千草薫さんとのサヨナラを惜しんだ。

 故人は72年公開のシリーズ10作目「男はつらいよ 寅次郎夢枕」にマドンナ役で出演。山田監督は「僕たちの世代の日本人にとっては、八千草さんはずっと長い間憧れであり続けた人でした」とし、「さっき(訃報を)聞いたばかりでとても驚いてますけども、これから見ていただく映画の中に、今から47年前の美しい八千草さんのクローズアップが入ってますから期待してください。それを通して、八千草さんにお別れしてください」と観客に呼び掛けた。倍賞も「とても残念に思いますけど、とても優しい方でした」としのんだ。

 

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