メニュー


カルダノ(ADA)、ステーキングで不労所得GET

ダイダロスウォレットとヨロイウォレット

2019年10月28日

カルダノ

目 次
仮想通貨の報酬・配当について
ステーキングによる報酬
ステーキングの参加方法

こんにちは。 カルダノ(ADA)のステーキングに関する概要が発表されているのでご紹介したいと思うのですが、 その前に仮想通貨の報酬と配当について少しお話したいと思います。


■ 仮想通貨の報酬・配当について

まず始めに、仮想通貨をまだやったことがない方にとって、通貨を保有しているだけで 報酬や配当が貰えることにあやしさや胡散臭さを感じるかもしれません。

その感覚・・・正常です。

配当

実際に、少し前までは月利数十%で資産が増え続ける高配当型ウォレットというものが出回っていましたし、 ここに資産を預けると月利数十%で資産を増やせます(プロのトレーダーが運用する)など挙げるとキリがないほどあります。 当然、本物もありますがそれを見極めるのは至難の技。

私自身も高配当ウォレットに関しては興味を持っていた時期がありますが、 「その配当はどこから出ているのか?」「保証の裏づけは?」「提携先は?」とまあ色々考えたあげく、 胡散臭さを感じたので結局やりませんでした。

結論を言うと、高配当型ウォレットの運営はほとんど飛びました(資産持ち逃げ)。

当時は当たり前のように 「これはダメだけどこれは大丈夫なウォレットだ」と皆が口を揃えて言っていたものでさえ飛んじゃってます。

典型的なポンジ・スキームです。

詐欺

「ここに資産を預けると〇〇を使ってプロが運用します」のような謳い文句で顧客を呼び込みます。 実際は運用なんて全くやらないのですが、最初に資産を預けた人達にはきちんと配当を与え、 その人達は「儲かるからやった方がいいよ!」と他の人を呼び込みます。

それに食いついた人が登録してさらに資産を預けます。

さて、どうすると思いますか?

後から登録した人の資産を最初に登録していた人達に配当としてまわします。

これを繰り返して、後発組の資産が配当としてまわされていくのです。

そして、配当を与えた人達に対してもすぐに出金されないよう、 資産は一定期間ロックして出金することができないようにします。

〇〇日ロックするといくらみたいな設定があり、ロックする日数で利率が変化するのですが、 ロック期間はブロックチェーンの仕組み上、必要なケースが多々あるため 登録者はロックされることに戸惑いがなく、 ロックされていても口座上では資産が増えているので安心感があるんですね。 「もう少し待てば出金できるな~」なんて考えながら・・・

大抵の場合、最初の人達は原資を上回る額を出金できるので、 その情報が既存顧客に対してさらに安心感を与えます。 「やっぱり本物だったんだな~」なんて・・・

しかし、このやり方だと登録者数が伸び悩むと頭打ちになるため 配当を出せなくなるときがやってきますよね。

この時点で運営は顧客の資産を抜いて飛びます。

運営は数ヶ月から長くて1年近く顧客を集め、 さらに集めた顧客を安心させるまで飛びません。 〇〇さんが儲かったから自分も儲かるとは限らないのです。

正直、まだ今の仮想通貨市場ではこのような悪質なサービスが多いのが事実なので 本当に大丈夫なのかどうかは自分自身でしっかりと調べることをオススメします。

最近、また相場の過熱感が出てきたのでそういう話もまた出てくるかもしれません。 出くわしたときはぜひご注意ください。


■ ステーキングによる報酬

今回ご紹介するのはブロックチェーンの承認方式POS(プルー・オブ・ステークス)によって与えられる報酬です。 これはビットコインでいうマイニング報酬のようなもので、ブロックチェーン上の取引データなどを 承認・管理をしてくれるユーザーには一定数の報酬が与えられるというものです。 仕事をすればお金が貰える、当たり前のことですよね。

先ほど話した誰かが運用しますとか、 そういうものではなくブロックチェーン上に実装されている機能なので、 多分詐欺ではないと思います(笑)

一番イメージしやすいのはビットコインのマイニングですかね。 ビットコインの場合、POW(プルーフ・オブ・ワーク)という承認方式なのですが、 これは電気代の問題やハイスペックコンピュータの管理など環境にも資金にもやさしくありません。

一昔前までは個人の端末でもマイニングできたようですが、 今の市場規模だと企業レベルでないとマイニングできないため、 ここ最近はPOSへの注目が高まってきています。

詳しくは別のページで紹介していますので、ぜひご覧になってください。

※コンセンサスアルゴリズム

カルダノは近々、Shellyメインネットへの移行を発表しており、 ここで実装されるのがステーキング機能。承認方式はウロボロス(POS)と言います。 小額を保有している個人でも報酬が貰えるよう設計されています。

Shellyとは何なのか? カルダノ(ADA)については以下の記事でご紹介していますのでこちらもぜひ参考にしてください。


ADA(カルダノ) ※過去記事:長期投資で安定収益を狙える仮想通貨 |ADA(カルダノ)編


取引の承認者になるためには、多くの通貨を保有している必要があるため 小額保有者は蚊帳の外ですよね。

大口しか報酬が貰えないなんて不公平だ!

それじゃあ皆の保有通貨を合わせちゃおう。

ステークプールと呼ばれます。

各プールの代表者の下へそれぞれの通貨を託すのです。 これを委任と言い、預けた割合に対して報酬が発生する仕組みになっています。

実はPOSの仕組み自体は多くの通貨で取り入れられていますが、 ビットコインはマイニングなので世間一般では報酬と言えばマイニングなんです。 マイニングは一般ユーザーが手を出せないイメージがあるため仮想通貨で報酬が貰えるというのが ほとんど認識されていないのはこのためでしょう。


〇報酬例

ADAの年利は約9%と言われているので、仮に 今現在(2019年10月28日時点)、1枚=約5円で20万円分を購入したとします。

※まだ正式に発表されていません。

・200000÷5=40000枚

・40000×0.09=3600枚

・3600÷12=300枚

1ヶ月で150枚(日本円で1500円)ほど報酬が貰える計算になります。

ステーキングが正式に開始されると資金が集まってくることが 予想されるので、この数倍はいくのではないかと思いますが断定はできません。

一時的に価格は上がると思いますが、 その後、購入価格以上を推移するかはわかりません。 正直、こればっかりはなんとも言えないんですよね(;´д`)

実需が伴い、一定の地位を築ければ株の配当のように 長く不労所得を得ることが可能になるということです。

先日、セントラリティ(CENNZ)がステーキング発表で価格は5~6倍上昇しており、 それよりもはるか上位に位置するADAが価格を下げ続けるというのは ないと個人的には考えています。 仮に5~6倍になった場合、20万円の投資でも毎月1万円近く勝手に入ってくるので まだ、世間一般に広まっていない今なら多少リスクをとってもやる価値はあるかなと思いますが、 そこはリスクがあるので注意してください。


(投資リスク)

・カルダノには、イーサリアム(ETH)やイオス(EOS)などの競合がいるため 今後どのような住み分けになるか誰もわからない。 ETHの一強となってEOSやADAが淘汰される可能性もあったり、 うまく住み分けているが肩身が狭い位置だとあまり価格の上昇が期待できない。

・開発途中なので、致命的なバグなどによって使い物にならないと判断される。すなわち 暴落する。

・これらを脅かす存在が現れる可能性もあります。

※時価総額ランキング

ETH

EOS

ADA

このようなリスクがあるため、あまり時価総額が低すぎる通貨への投資はオススメできません。 今回、ご紹介したADAは星の数ほどある通貨の中でもトップ層なので十分選択肢の1つにはなると思います。 時価総額が低い通貨の中にも優秀なものはあるかもしれませんが、 まあ難しいですよね・・・


■ ステーキングの参加方法

カルダノのマーケティング担当エマーゴ社が以下の動画を公開しています。

テストネットでのステーキングから今後の流れを説明しています。 要約すると・・・


(1)概要

・現在は第一フェーズ「Byron(バイロン)」メインネットの段階で、近々第二フェーズ「Shelley(シェリー)」メインネットへ移行します。

・シェリーメインネットへ移行する前にテストネットでの検証を行います。

※テストをやる理由は、世界中のユーザーが利用しても ネットワークが正常動作するか検証するためです。

・テストネットで得た報酬はメインネットへ移行される。


(2)テストネットへの参加方法

・テストネットへ参加するには、2019年11月頃までに、 ステーキングにまわしたい量のADAを カルダノ公式ウォレットであるダイダロスウォレットまたはヨロイウォレットへ送金しなければいけません。

※Chromeの拡張機能を追加するとこんな感じでヨロイウォレットのアイコンが表示されます。

ヨロイウォレット

・ヨロイの拡張機能は2種類あり、テストネット用とメインネット用があります。 新バージョンのヨロイのダウンロードは、テストネット開始後なので旧バージョンのヨロイで問題ありません。

※重要なのは15単語の復元フレーズを忘れないと言うこと。 復元フレーズがあれば、新バージョンのヨロイ拡張機能で戻すことができます。

・指定日時になるとウォレットのスナップショットをとられます。

※スナップショットの正確な開始日時はIOHKの発表待ちなので、気なる方はは ツイッターや公式ページを随時チェックしましょう。

・注意点として、取引所ウォレットやハードウェアウォレット(TrezorやLedger)ではテストネットへの参加ができないという点です。 理由は、シェリーメインネットのプロトコルはこれまでと大幅に変更がされていて、それをハードウェアウォレットに対応させるには 時間がかかります。対応するまで待っていてはテストネットのローンチに間に合わないからです。

ただし、Shellyメインネット移行後は、ハードウェアウォレットからもステーキング可能になります。 あくまでもテストネットには参加できないということです。

※ADALITEは現時点では不明のようです。

・モバイル版のヨロイウォレットは少し遅れる可能性があるそうですが、 Chrome版のヨロイウォレットは遅れないようなので不安な方はChromeを使いましょう。


(3)報酬付与に関して

・スナップショットの2週間~1ヶ月後からテストネットの報酬付与が開始されます。

・テストネット終了後にメインネットへ統合されます。

・テストネットで5000ADA保有していた場合、仮に500ADA獲得したとすると、 メインネットへ報酬分の500ADAが送られて5500ADAとなります。


(4)ユーザーがやるべきこと

・ユーザーは資産を移動させる以外に特に何もすることはありません。

・ヨロイウェレットはスナップショットには既に対応済みなので、 資産させ移動していれば 勝手にスナップショットがとられます。


(5)テスト開始後の流れ

・テストネットが開始されたら新バージョンのヨロイをダウンロードして、復元フレーズを入力して起動させます。

・新バージョンのヨロイでスナップショット期間の残高が表示されるのを確認します。

・全てのステークプールが表示されるので、ソートされたステークプールリストの中から1つに委任をします。 これは自動では処理されずに手動で行わなければいけなので委任するのを忘れないようにしてください。


(6)その他

・獲得できる報酬利率は現時点では決まっていません。

・エマーゴも独自のステークプールを用意して、ステーキングに参加するようです。

・スナップショット後は、取引所などから再度追加することはできません。 テストネット内のアドレスなら資産の移動は可能なようです。 例えばテストネットへ参加しているAさんからテストネットへ参加しているBさんへADAを送金できるということです。


ADAは国内取引所に上場していないため海外取引所での購入になります。 これを機会に利用してみてはいかがでしょうか。

binance_17
※Binance

→バイナンス公式サイト
→バイナンスの登録方法
→バイナンスの使い方


閲覧ありがとうございました。