こんにちは!
普段はGolangでMicroservicesを開発しているぱんでぃーです!
今回のエントリーでは『Kubernetes Meetup Tokyo #24』でLT枠として登壇してきたレポートをお届けします!
LTに登壇しようと思った経緯
『Kubernetes Meetup Tokyo』はKubernetesはもちろん、そのエコシステムの一部として利用されるCloud Nativeなテクノロジーについて情報交換や交流を行うミートアップです。イベントは毎月開催されているのですが、CNCF(Cloud Native Computing Foundation)まわりのテクノロジーは急成長しているため、毎回新しい発見があります!!(ついていくのも大変ですが・・・笑)
私自身も過去10回ほど、一般参加者としてミートアップに足を運んでいたのですが、今回は5分のLT枠で登壇してきました。きっかけは、(これはあくまで個人的な体感ですが)過去自分が聞いたプレゼン内容が新しいk8sの機能や周辺ツール、高度なノウハウなどに少し偏っていると感じていたからです。
もちろん、公式ドキュメントに載っているような基本的な内容をただつらつらと発表しても面白くないので、コンテンツが尖ったものになっていくのは自然かと思います。 (あと、やっぱり登壇映えしますしね...笑)
ただ、日本ではKubernetesの導入が海外企業よりも遅れていることもあり、まだまだ実践的なノウハウが出回っていないように感じています。特に、組織内にノウハウが溜まっていないKubernetes導入初期は、『今のフェーズにおいて、必要充分な情報を拾ってくる』ということがとても難しいと思います。
・・・さて、Zealsファンの皆さんはもうお気づきですよね?
先月、テックブログで投稿したこちらのエントリーは、まさにそういった課題に対するZealsの取り組みを紹介した記事でした!! きっと他の開発組織でも、このような情報に需要があると信じてLTで発表することに決めました。
正直、Kubernetes Meetupに登壇されるようなギークな方々の中に、このような地味(だが実務に即した)LTの題材を持っていくのは不安もありました。笑
そして当日は・・・?
Kubernetes Meetup Tokyoは公式のYouTubeチャンネルを持っており、メインセッションやLTの様子が配信されています。(当日はYouTube Liveでリアルタイムでの視聴も可能でした!)
私のLTも以下のリンクから視聴できます。(LT一発目だったので開始直後の音声が収録されていなかったようです。声は2:55ごろから入っています)
https://youtu.be/vwu01bzr-fQ?t=10484
まずは、アイスブレイクとしてオーディエンスの皆さんへ以下の質問を投げかけてみました。パッと見た感じでは、40〜60人くらいの方が手を挙げていました。
そして、もう一つ質問をしてみました。ここで先程の3分の2くらいの人が手を降ろしていました。やはり、当初の思惑通りCDツールの導入まで進んでいる組織は少ないようでした。
ここからは『ミニマリストのためのCI/CDパイプライン』の要点をまとめて紹介していきました。
5分という短い発表でしたが、当時のエントリーでは書ききれなかったことや、進化させた点も触れることができました。具体的には以下の通りです。
- GCP Projectのレイアウト(Dev、Staging、Prod環境ごと、そしてGCR専用に用意したGCPプロジェクト)
- FeatureブランチがPushされた際に、そのFeature専用のNamespaceをDev環境のk8sクラスターに作成し、修正したアプリをデプロイすること
- ProductionへデプロイするのはStaging環境でQAをパスしたDocker Imageと全く同じものを使用すること
実際に発表したスライドはSpeaker Deckにアップロードしていますので、こちらも是非ご覧ください。
次回の登壇もお楽しみに!!
アップデートがとても早いKubernetesのエコシステムですが、Zealsではそれらも含めて最適な技術選定ができるよう、しっかりと追従していきます!
今後も現場から生まれた、実務に即したノウハウを皆さんにお届けしていきますので、楽しみにお待ちください!!
それではまた次のエントリーでお会いしましょう!