【放送期間】
1982(昭和57)年4月5日~1982年10月2日
【作】大藪郁子
【音楽】千野秀一
【語り】川久保潔
【主題歌】
古家杏子「ふたりなら」
【主な出演者】
手塚理美、三國一朗、藤村志保 ほか
昭和57年度前期
第29作「ハイカラさん」
全156回
- ヒロイン・文を演じた手塚理美は、本作で女優デビュー。
- 明治15(1882)年から始まる物語設定は、朝ドラ史上、2番目に古い作品(最も古い時代設定は、第93作「あさが来た」の江戸時代)。
- 女性たちの鹿鳴館時代の豪華な衣装も話題に。
明治時代、海外留学生としてアメリカの空気に触れて帰国したハイカラ娘・野沢 文(ふみ・手塚理美)が、文明に対する開かれた目と心で、当時珍しかった外国人を泊めるためのホテルを作り上げる奮闘記。文は、船中で出会った桐原次郎太(木村四郎)と帰国後に再会し意気投合。2人でホテル開発に着手する。たくましい明治の女性の生き方と、共に同じ道を歩む夫との夫婦愛を、文明開化から富国強兵へと移り変わる時代を背景に描いた。