【放送期間】
1989(平成元)年10月2日~1990年3月31日
【作】重森孝子
【音楽】田村 洋
【語り】立子山博恒アナウンサー
【主な出演者】
渡辺 梓、桂 三枝、柴 俊夫、竜 雷太 ほか
平成元年度後期
第43作「和っこの金メダル」
全151回
- 紡績会社のバレー部練習シーンは、東京オリンピックで金メダルを獲得した女子バレー“東洋の魔女”の主力選手たちが実際に使用していたコートで撮影された。
- 島から本土の高校に通うヒロイン・和子の通学シーンのため、廃船寸前の木造船を整備して撮影に使用。
- 昭和30年代ならではの家族の絆、友情、地域のつながりが描かれ、心の豊かさを見つめ直すきっかけに。
昭和30年代の山口・青海島。秋津和子(渡辺 梓)は周りから“和っこ”と呼ばれる元気な少女。高校でバレーボール部のエースとして活躍した後、大阪の紡績会社に就職し、バレー部に入部。部長・宮川文三(桂 三枝)や仲間たちと練習に打ち込むが、不況のため部は解散、退社するはめに。しかし和子はめげずに仲間をいたわり、夫の死も乗り越えて、地域医療の道へと進む。青春をバレーボールに燃焼させ、“東洋の魔女”にはなれなかったが、良き妻、良き母として人生の金メダルを目指した女性の半生記。