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作品紹介

昭和54年度後期

第24作「鮎のうた」

全158回

ポイント

  • ヒロイン・あゆを演じた山咲千里は、本作で俳優として本格デビュー。
  • 吉永小百合が演じた母・すず、あゆが8歳のときに亡くなった設定。しかし、あゆが人生に悩むたびに回想の形であゆの前に現れたことも話題に。
  • 滋賀・長浜のロケでは、地元の全面協力のもと、安土桃山時代に始まったとされる「長浜曳山まつり」を再現。

あらすじ

滋賀・長浜で育った浜中あゆ(山咲千里)は、幼い時に母・すず(吉永小百合)を亡くし、勝ち気な義母・節子(馬渕晴子)と暮らしていた。17歳であゆは大阪に出て、鈴木ちえ(ミヤコ蝶々)という老女に世話され、舟場の糸問屋に奉公。さまざまな困難や苦労を、持ち前の明るさで乗り越え、やがて大問屋を支えるご寮さん(女主人)になっていく。他の川に放流されてはじめて大きくなる琵琶湖の鮎のように、激しい流れにもまれながら成長していくあゆの姿を描いた作品。

【放送期間】
1979(昭和54)年10月1日~1980年4月5日
【作】花登 筐
【音楽】小倉 博
【語り】フランキー堺
【イメージソング】
小倉千波「わたしの旅立ち」
【主な出演者】
山咲千里、ミヤコ蝶々、仲 真貴 ほか