【放送期間】
1986(昭和61)年4月7日~1986年10月4日
【作】寺内小春
【音楽】三枝成章
【語り】細川俊之
【主な出演者】
斉藤由貴、樹木希林、沢田研二、渡辺 謙 ほか
昭和61年度前期
第36作「はね駒(こんま)」
全156回
- 女性新聞記者の草分けと言われた、磯村春子がヒロインのモデル。
- タイトルの「はね駒」は、福島の言葉で「おてんば娘」という意味。
- 1986年は男女雇用機会均等法が施行された年。女性の社会進出が本作のテーマの1つ。
明治24年、福島・相馬に育った橘 りん(斉藤由貴)は、婚約を解消して仙台の女学校に進学。英語を学び、広い世界を知る。その後、家族と共に東京に移り、視野が広く事業熱に燃える小野寺源造(渡辺 謙)と結婚、出産する。家庭の中だけにおさまらないりんは、自ら新聞記者の道をひらく。新しい時代を生きようとするりんと、その傍らにあって常にりんの支えとなり、女の生き方と節度を教える母・やえ(樹木希林)を対比させて描いた。家族愛に満ちた、闊達な女性の半生記。