【放送期間】
1985(昭和60)年10月7日~1986年4月5日
【作】井沢 満
【音楽】大野雄二
【語り】加藤治子
【挿入歌】
NYC NYUSA「いちばん太鼓」
【主な出演者】
岡野進一郎、三田寛子、渡辺美佐子 ほか
昭和60年度後期
第35作「いちばん太鼓」
全150回
- 「いちばん太鼓」とは、演劇の一座が当日の芝居公演を知らせるため、夜明けに打ち鳴らす太鼓のこと。
- 大阪放送局10作目の制作となる朝ドラは、男性主人公。
- 第85作「カーネーション」では、主人公・糸子がテレビで「いちばん太鼓」を見るシーンが描かれている。
舞台は、昭和40年代の九州と大阪。大衆演劇の一座に生まれた沢井銀平(岡野進一郎)は、8歳で出生の秘密を知る。実の母を求める旅に出た銀平に、悲しいすれ違いが待っていた。さらに、演劇をめぐる父・徳治(芦屋雁之助)との葛藤、厳しい芸の修業など、銀平はさまざまな試練と対じすることに。大衆演劇に生きる親子三世代の哀歓、そして銀平が自立して大衆演劇の新しい旗手となるまでを描き、親と子の絆、新しい家族像を探った作品。