【放送期間】
1984(昭和59)年10月1日~1985年3月30日
【作】冨川元文
【音楽】朝川朋之
【語り】ミヤコ蝶々
【主な出演者】
新藤栄作、藤谷美和子、美木良介、真野あずさ ほか
昭和59年度後期
第33作「心はいつもラムネ色」
全152回
- 主人公・文平を演じた新藤栄作は、本作がデビュー作。元はプロのキックボクサーだった。
- 主人公のモデルは、戦前から大阪を中心に活躍していた漫才作家・秋田 實。
- 笑いの都・大阪を舞台にした庶民の笑いの変遷史を描いた。
舞台は昭和3年から30年までの大阪。幼い頃から人の笑顔を見るのが好きだった赤津文平(新藤栄作)は、大学卒業後、興行会社の社長・福本裄乃(ゆきの・真野あずさ)から漫才の台本を書くことを勧められる。エンタツ(岸部一徳)・アチャコ(角野卓造)の漫才を鑑賞した文平は、徐々に笑いの世界にのめり込んでいく。漫才を愛した文平のユーモアと機知に富んだ、さわやかな半生を軸として、いつまでも青春の心を失わない主人公たちの友情と夫婦愛、笑いの昭和史を明るく描いた物語。