【放送期間】
1977(昭和52)年4月4日~1977年10月1日
【原作】結城亮一
【脚本】宮内婦貴子
【音楽】小森昭宏
【語り】三國一朗
【主な出演者】
高瀬春奈、五大路子、伴淳三郎 ほか
昭和52年度前期
第19作「いちばん星」
全156回
- 日本の流行歌手第1号と言われ、昭和初期に「波浮(はぶ)の港」「東京行進曲」などで一世を風びした佐藤千夜子がモデル。
- 主演の高瀬春奈が体調不良により途中降板。五大路子が引き継いだ。
- 日本歌謡史上の重鎮、中山晋平や野口雨情が物語に登場。
山形・天童の海産物店に生まれた佐藤千夜子(高瀬春奈、後に五大路子)は、父・英三郎(伴淳三郎)の猛反対にあいながらも、東京の女学校に編入。作曲家・中山晋平(津川雅彦)との出会いによって、千夜子は音楽学校に進み、声楽の修業に励むことに。やがて千夜子は、中山晋平、詩人で作詞家の野口雨情(柳生 博)と共に全国をさすらう歌の旅に出る。明治、大正、昭和にわたり、苦難の放浪の末、スター歌手となり天真らんまんに生き続けた女性の半生記。