現実では欲など出さずに困っている人がいれば助けてあげるのが常だと思います。
しかしゲームの世界では正直見返り目的で人を助けてしまうものでしょう。
お使いのようなクエストをせっせとこなすのだって、その先にあるお礼やご褒美が欲しいからです。
さて少年ヤンガス、ダンジョンで怪物の姿になってしまっていたポッタルランドの人たち(人?)を見事に助け出していきます。命に関わる人助け(人?)なのですからゲルダもヤンガスもどんなお礼がもらえるのかわくわくです。
お母さんの皿洗いを手伝ったのとはわけが違うのです。ではさっそく助け出した道具屋・キュリオのもとに急ぎます。
はい、言いました。言質とりましたよ。
え?
……まあまあそうは言ってもね、こちらは命の恩人ですから、ええ、何か早く考えてください。
ヤンガス「……」
キュリオ「……」
キュリオ「……」
(文・鎖骨戦士ヤマネ)
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