イギリスは英語の発祥地。ファッション、美術、建築、スポーツなど、さまざまな世界的なカルチャーの発信地でもあるので、刺激的な留学生活を送れます。
イギリス留学について見るイギリス英語と聞くと「英語に種類があるの?」と思う方もいるかと思います。ほとんどの日本人が学習してきた英語はアメリカ英語です。そして、世界で使用されている英語はイギリス英語の方が多いのです。
今回はそんなイギリス英語の特徴を、アメリカ英語との違いから詳しく説明していきます。
イギリス英語(British English)は、イギリスで使用されている英語を指します。世界で英語を公用語としている英語は、イギリス英語が基本となっています。アメリカやカナダでも英語が使われており、どちらも基本的にはアメリカ英語と言われています。
しかし、カナダではイギリスとアメリカの混ざった英語が使われている地域もあります。また、ヨーロッパではイギリス英語を教育で学ぶことが多いです。アメリカ式の英語を使用している国はフィリピンやリベリア共和国などの少数の国々です。
イギリスは歴史を遡ると厳格な階級社会がありました。現在、標準発音とされている「容認発音」は、クイーンズ・イングリッシュとも言われ、昔の上流階級にあたる貴族や王族が使用していた発音にあたるそうです。
アクセントや発音などは、イギリス国内だけでも大きく異なります。アメリカよりも人口・面積は小さいものの、少し離れた街に行けば違った訛りで話をしていることがよくあります。また、イギリス英語の標準発音は容認発音と呼ばれます。
公共放送・BBCのアナウンサーの発音、王族の発音とも言われ、英語学習で使用されるのはこの発音であることが多いです。いろいろな呼び方がある標準英語ですが、「クイーンズ・イングリッシュ」と聞けば分かる人も多いのではないでしょうか。
方言や訛りの違いから、イングランド英語、ウェールズ英語、スコットランド英語、アイルランド英語などと区別されています。有名大学がある大学都市で世界中から人が集まるオックスフォードやケンブリッジなど、イギリスの南西の地域では訛りが比較的弱いとされています。
イギリス国内だけでも様々な発音、アクセント、言い回しでイギリス英語が使われていますが、一般的に標準英語とされるのがクイーンズ・イングリッシュ(容認発音:Received Pronunciation)です。イギリス公共放送のBBCでも使用されているためBBC英語とも言われることがあります。
イギリス英語のクイーンズ・イングリッシュは英語の中でもきれいな英語とされていて、上品なイメージがもたれます。ですが、実際にクイーンズ・イングリッシュがイギリス国内で使用されている人口の割合は全体の3%ほどとも言われています。
クイーンズ・イングリッシュの「r」は、発音するのは母音が次に続く場合のみとなっています。このため音節末の「r」は発音しません。「For a long time」などの、母音が後ろに続く場合は「r」を発音するようになります。
「America is」という発音の場合には、「America-ris」と単語末の母音と次の母音の間に「r」を入れて発音する人もいます。
「stop」をアメリカ英語では、「スタップ」と「o→a」の発音とします。反対にイギリス英語の場合は、「ストップ」と「o」で発音するので、日本人の和製英語に近いものがあります。
一言にイギリスといっても、イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの複数の国から形成されているため、発音、アクセントの違いなど、方言の種類も様々です。
イングランド南西部方言、スコットランド方言、アイルランド方言、リバプール方言、ニューカッスル方言、マンチェスター方言、バーミンガム方言、ヨークシャー方言と地域によって方言に名前もついています。
先程挙げたクイーンズ・イングリッシュの「r」の発音も、地域によっては発音するところもあります。その他の例をあげると、「me」の代わりに「us」を使ったり、「my」の代わりに「me」を使う人もいたりします。
日本の教育で習う英語は一般的にアメリカ英語が主体です。なので日本人が海外で使う英語もアメリカ英語になるので、公用語が英語とされている国で日本人が英語を話す場合は、現地の人から聞き取りづらいと思われることもあるかもしれません。
イギリス英語の発音の特徴は、「r」の発音の仕方です。日本人が習ってきたアメリカ英語の「r」の発音は、舌を巻くような発音の仕方で習うことが多いです。しかし、イギリス英語の場合は、舌を巻かずに発音します。また、「t」の発音についても特徴的です。
アメリカ英語では、「what」のような単語の「t」をしっかり発音しないことが多いのですが、イギリス英語の場合は「t」をしっかり発音して話します。ちょっとした発音の違いでも言語が変わったように感じてしまうこともあります。
こうした発音の違いがイギリス国内の地域ごとにあるのですから、英語という言語の広さを感じます。
発音同様に単語によっても、イギリス英語とアメリカ英語でちょっとした違いがあるものです。例えば、アメリカ英語のつづりが「center」の単語も、イギリス英語では「centre」と表記されます。
意味としては同じでもスペルの違いがあるため、アメリカ英語を習ってきた日本人には「違う意味なのか?」と思ってしまうこともあります。この他にも綴りの異なる単語はたくさんあるため、イギリス英語、アメリカ英語それぞれを見比べて違いを発見していくとスペルの違う単語を覚えることができると思います。
| イギリス英語 | アメリカ英語 | 単語例(英) |
| -our | -or | colour,labour,flavour,humour |
| -re | -er | centre, theatre , metre |
| -nce | -nse | defence, offence |
| -ise,-isation | -ize,-ization | organisation,recognise |
| -ae,-oe | -e | encyclopaedia, foetus |
| -lled,-lling,-ller | -led,ling,-ler | traveller, signalling |
| -l | -ll | instalment, skilful |
もしイギリスの英語が問題ないと感じた方は、本格的に留学について考えてみましょう。以下のページでイギリス留学の準備の流れを紹介しているので、参考にしてみてください。
イギリス留学前の準備の流れ
一方、「イギリスの英語はちょっと自分には合わないのかな?」と感じた方は、発音のキレイな他の国を検討してみましょう。
主要な英語圏では、英語の訛りの少ないキレイな英語が魅力のカナダがおすすめなので、以下記事を参考にしてみてください。
カナダ英語の特徴とアメリカ英語との違い
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