28日
10時33分
1分14秒

米首都近郊に慰安婦少女像が設置される

 アメリカの首都ワシントン近郊の私有地に「慰安婦」を象徴する少女像が設置され、27日、除幕式が行われました。

 「慰安婦」を象徴する少女像が設置されたのは、ホワイトハウスから車で30分ほどの距離にあるバージニア州アナンデールです。少女像をめぐっては、韓国系アメリカ人の団体などが2016年に首都ワシントンでの設置を目指したものの、反対運動などで頓挫し、今回、韓国系の住民が多いアナンデールの私有地に用地を確保できたため設置したということです。

 「彼女たち(元慰安婦)は誠実な謝罪を求めているだけで、こうした残虐行為が二度と起こらないよう、子どもたちに教育してほしいと望んでいるのです」(除幕式の参加者)

 除幕式には、元慰安婦の女性も参加しました。主催した「平和像実行委員会」などによると、ワシントン近郊での少女像の設置は初めてで、アメリカでは5番目の像となります。悪化した日韓関係の改善に向けた見通しがたたないなか、新たな火種になる可能性もありそうです。

注目キーワード(クリックして記事一覧へ)

10月28日(月)のヘッドライン

TBS NEWS アクセスランキング

更新日時:10月28日 22時02分

ニュース番組ダイジェスト

10月28日(月)の国際ニュース

10月27日(日)の国際ニュース

10月26日(土)の国際ニュース

10月25日(金)の国際ニュース

10月24日(木)の国際ニュース

10月23日(水)の国際ニュース

10月22日(火)の国際ニュース

10月21日(月)の国際ニュース

過去のニュース