サッカー・スペイン2部のウエスカに所属する元日本代表FW岡崎慎司(33)は現地時間27日に行われたリーグ第13節・エルチェ戦に先発出場し、公式戦2戦連発となる先制ゴールを挙げた。
8試合連続スタメンとなった岡崎は最前線でゴールチャンスをうかがうと、前半45分、フアン・カルロスからのスルーパスを巧みな動き出しで受け、相手GKの股を抜くシュートを決め、加入後3ゴール目を挙げた。岡崎はその後の決定機でポスト直撃のシュートに終わるなど複数ゴールとならなかったが、ウエスカは後半14分にフアン・カルロスが追加点を奪い、2―0で快勝した。
スペイン全国紙「AS」によると、ミシェル・サンチェス監督は岡崎について「われわれにゴールを与えてくれて、私たちが求めていることも良く理解してくれているし、彼の仕事ぶりにとても満足している」と称賛したと伝えている。採点でも3つ星満点の中で2つ星を与え、「岡崎は(相手GKの)エドガー・バディアに忙しい夜を過ごさせる最初のプレーヤーとなった」と攻撃の切り込み役になったと高く評価している。