| 2話:ジュン流!スキャルピング手法 ~前編~ |
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プロフィールご紹介
| 講師:ジュン氏 リーマン・ショックの直前にFXを始める。勝てない時代に検証を重ね、トレードルールを確立させる。
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| ナビゲーター:小林芳彦 1979年3月慶応義塾大学商学部卒、同4月株式会社協和銀行入行。1987年から本店資金為替部調査役。インターバンク(フォワード)ディーラー・カスタマーデスクヘッドなどを歴任後、2001年バンク・オブ・アメリカ(為替資金部営業部長)で当局を含め、数十社の法人顧客を担当。「ユーロマネー誌(日本語版)」顧客投票「日本のディーラー・ベストセールス部門」を6年連続第1位、過去7回受賞。「短期為替予測部門」を5年連続第1位受賞。
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| 今回のハイライト |
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トレードスタイルについて
私のトレードスタイルはスキャルピングです。
基本的に逆張りでエントリーします。ほとんど秒スキャでのトレードですので順張りだとエントリーのタイミングをとることが難しく相場の動きに遅れてしまい、間に合わないことが多いです。順張りで考えた場合、例えばレートが上昇に動いている中でエントリーしたタイミングが遅くて高値掴みになってしまうことはよくあると思います。ですので、実際スキャルピングでは逆張りの方が難易度が低いと思います。
逆張りは上昇している時に売って下落している時に買うのでリスクがあるように思えますが、こういう上昇の動きの場合は下がりやすい、反対にこういう下落の動きの場合は上がりやすいというポイントを知っていれば逆張りは難しいものではありません。
私はポイントに絞ってエントリーしているので他のトレーダーに比べるとエントリー回数は少ないと思います。
プライスアクションについて
エントリーするポイントに関して、私はプライスアクションで判断しています。
プライスアクションはチャートの形ではなくてレートの動きをみて、売り手の強さ、買い手の強さ両方のせめぎ合いを見ながら次のレートがどうなっていくのか判断して、それをエントリーの判断材料にするやり方です。
プライスアクションは経験を重ねていくことで感覚をつかむものなので、この感覚を身につけるまでは難しいと思います。ただ、このプライスアクションは身につけることが出来れば大きな武器になります。テクニカル分析が、過去のチャートから未来の値動きを予想するのに対し、プライスアクションは今のレートの動きをみて判断していくので、勝率も高くなると思います。私の動画をみるだけでなく、繰り返し手法を試して身につけて欲しいと思います。
私の手法では大衆の損切りを狙いにいくか、大衆が損切りした後の動きを狙いにいくかの2パターンです。どこで大衆の損切りが入るのかをプライスアクションで判断しています。
オーバーシュート後の逆張り手法
オーバーシュートとは、相場の行き過ぎた動きのことをいいます。
それまでの相場の動きとは大きく違う動きになった時、行き過ぎということで、オーバーシュートする前のレートの方向に戻っていきやすい傾向があります。その性質を利用した逆張り手法です。
経済指標の発表時など、それまでの相場の動きとはかけ離れた動きになることがあります。これがオーバーシュートで、その後はオーバーシュートする前のレートに戻っていく傾向にあります。このオーバーシュートの性質を利用した逆張り手法をよく使います。
経済指標発表時にしか、エントリーのチャンスがないわけではなく、それ以外でも相場の行き過ぎた動きはあります。損切りが入り、相場が大きく動いてオーバーシュートしたらエントリーチャンスだと考えます。
それでは実際にチャートをみながら解説していきます。
これは経済指標発表後のチャートです。
チャートがそれまでの動きとはかけ離れて大きく上に抜けていることがわかります。チャートがオーバーシュートしている場合だけでなく、プライスアクションがオーバーシュートすることもあります。私はプライスアクションがオーバーシュートしている時しかトレードの判断にしません。
プライスアクションがオーバーシュートしている時とは、レートがこれまでの動きとは違い、一気にハネ上がるような動きになる時です。
例えば、それまでは1分の時間をかけて111円から111.01、111.02と上がり111.05まで上がる動きだったとします。これがいきなり、3秒間で111.05から111.10まで駆け上がっていくような動きをした場合がプライスアクションがオーバーアクションしている時です。あるいは、111.00から111.05まで一気に上がるような状態の時はプライスアクションがオーバーシュートしていると判断できます。
跳ね上がる動きが、どれぐらいの値幅であったということにも注目しています。111.00から111.02に一気に上がったとしても私はエントリーしません。一気にハネ上がる動きが5銭以上続いた場合にエントリーするかどうかの判断基準にしていることが多いです。なぜ5銭なのか。これに関して、利食い時の話と合わせてしたいと思います。
オーバーシュートした後に、元のレートまで戻ることは少ないです。フィボナッチリトレースメントで言えば23.6%までは戻る可能性が高いと考えています。
なので、23.6%を目安に利食い優先で利確していきます。レートが飛ぶ前と飛んだ後で値幅が2銭しかない場合、23.6%戻しで利確しても0.4~0.5ぐらいの利益でさらにスプレッド分も考えれば、5銭ぐらいハネ上がったときにエントリーするのが良いと思います。ただ、23.6%まで待たないことも多いです。レートが止まったら即利食いします。取れるところをとることもスキャルピングの基本だと思います。
オーバーシュート後の逆張り手法(実践編)
オーバーシュート後の逆張り手法についてチャートを見ながらもう少し詳しく説明していきます。
108.269でショートでエントリーしました。利食いは108.257でしています。ちなみに実際のトレードではフィボナッチを引いている時間はありません。ただ、経験を積むと頭の中で、どれぐらいが23.6%戻しなのかわかってくると思います。
このチャートの時も私はプライスアクションで判断しました。レートの戻りの勢いが強まり、しっかり戻ったと判断できたら利食いするようにしています。戻る時の勢いが強まったというのは、ローソク足の動きが早くなったと思ったら勢いがついたと判断しています。
次に損切りについてですが、損切りは、エントリーと同時に逆指値を入れる設定にしています。逆指値に引っかかる前に手動で損切りすることが多いのですが。オーバーシュート狙いの時は手動で損切りすることはあまりないです。今回の例で言うと108.269まで一気に上昇したので、ここでエントリーしました。損切りを考える状況はここからさらにレートが上がっていた時だと思います。オーバーシュートの勢いが強ければ、戻りの反発も大きくなることが多いです。オーバーシュートの勢いが強い場合はすぐに損切りせずにある程度戻りをまってから損切りした方が良いという見方もできます。
ポジションから逆行したらすぐに切るということはなかなか難しいです。狭めに逆指値を設定しているのでそこに引っかかることになるか、引っかかる前にレートが戻ってきた場合はタイミングによっては状況を見て決済します。逆指値は5、6銭に設定しています。エントリーしてから逆行した場合はそのエントリーは失敗なので、そこで吹き上がって損切りするなら小さい値幅で切った方がいいかなと思います。
スキャルピングはエントリーが失敗だったと感じた場合は、早めに負けを認めて仕切り直しした方が良いと思います。
このチャートでは108.49ぐらいから上がってきて、108.50から勢いがついた感じです。そのまま上がって108.531でオーバーシュートしたと思ったのでショートエントリーしました。利食いは下落の勢いがついた108.527でしています。エントリーのポイントとしてはオーバーシュートを確認して上昇が止まりそうだと感じたところでエントリーしています。スキャルピングなので、落ち始めてからでは遅いと感じていて、上昇中にエントリーポイントを探します。
これは良いトレードが出来なかった例です。私はプライスアクションを意識していますが、チャートの形もある程度は意識しています。はじめにチャートの形をみて、ここでエントリーしても大丈夫かと確認しつつ、その後プライスアクションでエントリーを判断しています。107.745ぐらいから一気に下げる動きがでてからレートが止まる動きを見せたので下げ止まると思って107.685でロングでエントリーしています。
チャートで見るとわかりづらいですが、1本の陰線の中でも反発したので107.698で利食いをしました。実はこの時はチャートを見ると、エントリーはやめておいた方が良いかなと思っていました。チャートをみると108.14ぐらいからかなり強い下落トレンドができています。そこから107.55ぐらいから一旦下げ止まり、戻しています。
下落トレンドができているということは、戻り売りがでやすいタイミングだと思います。戻り売りが出るということはさらに下がってくる可能性が高いのでロングで入るのは本来やめた方が良いタイミングです。ただオーバーシュートの動きが強かったと思ったのでロングでエントリーしました。案の定、そこから下がる動きが強まったので後になって思い返せばこの場面ではトレードするべきでなかったと感じた例です。
これも良くなかった例で、損切りで終わった例なのですが、108.45ぐらいから一気に下げる動きがあり、108.41で動きが止まりそうだと感じてロングでエントリーしました。オーバーシュートする前とその後で5銭ぐらいの値幅があるので、エントリーしたのですがチャートを見ると本来エントリーしない方が良いポイントだったと思います。108.605ぐらいから下降トレンドが始まっています。安値同士を結んだラインを引きましたが、どれぐらいオーバーシュートしてるか見ると、エントリーした108.41はラインとそこまで離れていないことがわかります。もう少しエントリーを待つべきポイントであり、本来入るべきポイントを見誤りました。この時は反発の動きが鈍くなった108.398のところで損切りしました。変に持ちすぎずに損切りを早めにして仕切り直すことも大事です。
| 【今回の動画に出てくる用語】
オーバーシュート
逆張り
順張り
プライスアクション
フィボナッチリトレースメント
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